jpg NEO Sense of Horse Life ナリタトップロード逝く

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ナリタトップロード逝く


弥生賞 1999
写真提供:RACINGFIELDS.com


天皇賞の回顧No.2を書こうとしたら、
急に、我が家のインターネットが不通になってしまいました。
それで、しばらくネット生活から遠ざかっていました。
その間に、競走馬の世界で、たくさんのビッグニュースが伝わってきました。
その一つが、99年の菊花賞馬、ナリタトップロードの急死。
11月7日のことでした。
言葉になりませんでした・・・
今年始めに、膀胱結石が見つかり、その治療を続けていたといいます。
10月8日に、その結石を取り除く手術を受けて、順調に回復に向かっていたというのに・・・
直接の死因は心不全だったそうだけれど、その前に、せん痛を起こしているからなぁ・・・
「せん痛」は、馬にとってはなかなか厄介な病気です。
過去にもこれが原因で、多くの名馬が亡くなっています。
同期のあのアドマイヤベガも同じ原因で亡くなっていますから。
なんとも残念です。

ナリタトップロードは、このアドマイヤベガ、テイエムオペラオーと並んだ
3強の96年世代の一番長く現役生活を続けた、栗毛の美しい馬でした。
多くのファンがいました。

我が家にかけてある馬カレンダーの中でも、牧場を勇ましく駆けている彼の姿があります。

ついこの前、アドマイヤベガの一周忌の話をしていたところだった矢先の悲報です。

約10日ほど、ブログの更新が出来ずにいて、
今夜久し振りにこの「 NEO Sense of Horse Life 」を開けて、
テンプレートをクリスマスバージョンにかえようとして、
ふと、流れてくるBGMの 「アメージング・グレース」の曲に、
改めて悲しみがあふれ出てきて、涙してしまいました。

こういった名馬の死を耳にする度に思うことは、
助けられなかった大切な命のことです。
自分の職業である獣医師という立場上、もの凄い無念さが沸いてきます。
決して管理していたスタッフ、獣医師団が力不足と言うことではなく、
「馬」という生きものの余りにも繊細さ、脆さということをでしょうか。
なぜ、助けられなかったのか・・・
そういう無念さです。

治療法、管理法の進歩にも踏み込めない、追いつけることの出来ない
「馬」という生物の余りにも深く遠い畏怖の命のメカニズムというものを
感じずにいられないし、
なお一層、何故助けることが出来なかったのだろうか。
何故、防ぐことが出来ないのだろうか・・・
そういう自問自答です。

これから先、どんな人が馬の臨床の世界に足を踏み入れて行くにしても
どうかどうか、こういう不幸な馬の死を防ぐことが出来るよう、
天寿をまっとうできるよう
馬の生理学、馬の予防学、臨床治療の技術の進歩を願わずにはいられません。


ナリタトップロード
1996年4月4日生まれ
父サッカーボーイ 母フローラルマジック
まだ9歳、早すぎる死でした。

どうか安らかに。
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23:28 | 種牡馬 | comments (4) | trackbacks (4) | page top↑
さすがにすごい脚だったスイープトウショウ! | top | 混戦を差した5歳牝馬の天皇賞!

コメント

#
今晩は
月曜日の帰宅後、この報を聞いて言葉を失いました。
アドベガとのダービー、最後の一冠を手にした菊花賞が忘れられません。
それにしても社台の繋養馬は次々と。。。なんか解せないです。
by: ぜあみ | 2005/11/11 23:36 | URL [編集] | page top↑
#
ぜあみさん、コメントとTBありがとうございます。
月曜日に、ぜあみさんのブログを携帯から覘いて、ビックリするやらで、絶句状態でした。悔しいですね。社台の種牡馬の健康管理について、外から何か言いたくなる気持ち、とてもわかります。関係者が一番、悔しいだろうと思いますけれど、やっぱりやっぱりどうにかしろよ!って思います。ホントに。
11月7日って、彼の栄光の菊花賞を制した1999年のあの日と同じなんですよ。もう涙ですね。。。
すごく綺麗な栗毛と流星がホントに輝いていました。
ぜあみさんの撮られた写真、いい写真です。
by: Jacaranda | 2005/11/12 00:29 | URL [編集] | page top↑
#
本田美奈子さんの最後の録音が「アメイジング・グレイス」ですね
by: マルセル | 2005/11/12 12:05 | URL [編集] | page top↑
#
マルセルさん、こんばんは。
自分で選んだBGMなんですが、聞く度、寂しくて悲しくて・・・無性に泣けてきます。
ちょうど、本田美奈子さんの死去と重なってしまいましたね。
by: Jacaranda | 2005/11/14 21:09 | URL [編集] | page top↑

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写真は今年の4月29日、社台SSで撮影 帰宅したら「ナリタトップロード急死」の...
2005/11/11 (Fri) 23:33 | 気の向く馬馬
現役時代、放牧先にて(01年)
2005/11/12 (Sat) 09:38 | お馬はかわいいV
ニュースの見出しを見てびっくりしました。99年に菊花賞を制し、テイエムオペラオーと数々の死闘を繰り広げて競馬界を盛り上げてくれたナリタトップロード号が、7日午前1時、心不全のために帰らぬ馬となったようです。nikkansports.comの記事はこちら。ちょうど彼がターフ
2005/11/12 (Sat) 16:08 | Sonomama! x2 blog
2005年11月7日、ナリタトップロードが亡くなった。死因は心不全、まだ9歳の若さだった。サラブレッドの平均寿命は、だいたい20歳くらいといわれておりあまりにも早すぎる死だった。。。 ナリタトップロードが当歳(3歳)だった1999年、私は二十歳になりたてで、とにか
2005/11/14 (Mon) 14:16 | スタヂオ学び舎日誌
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