コスモバルク -- 5年連続出走ということ --2008 / 12 / 24 ( Wed )
![]() JC 2008 コスモバルクと松岡正海騎手 JC参戦したもう一頭の応援している馬のことについても 書き留めておきたい。 ホッカイドウ競馬所属のままで、今回なんと5年連続出走というコスモバルク。 この馬も、本当に頭の下がる馬だとつくづく思う。 5年間のうち、一番輝いていたのはやはり3歳のときのゼンノロブロイの2着に入った 2004年のJCだった。 そのころは、彼の背負っている”過酷過ぎるもの”に、黙々と従っているバルクの姿に 多くの人々が声援を送っていた。 地方所属のままで、中央に戦いを挑み続ける地味な血統のバルクに、 競馬界の変革を期待しているファンもたくさんいた。 それが、いつしかG1レースに参戦し続けても、掲示板に乗るか乗らないかという彼に、 ”地方所属のままで”の悲願のG1タイトルはもう夢の彼方に消えていき。。。 「 バルクは終わった。。。」 そう囁かれるようになった。 それでも、私は彼を応援し続けている。 成績なんかは、もう二の次だ。 いや、競走馬である限り、よい成績を出さなければ将来がないというのは、 当たり前のことだけれど、 それでも、毎回元気にターフに姿を見せて、無事にレースを終えてくれるだけで 自然と気持ちが暖かくなる。 バルクが門別での追い切りを終えて、はるばる北海道からの長距離輸送に耐えて 闘争心を失うことなく走るその姿を見ることができることで十分なのだ。 騎手の乗り代わり、斜行癖のある彼に対する批判、馬主の岡田総師への批判等々。 外野がどんなに騒がしかろうと、一戦一戦、真面目にただひたすら走るバルクに 頭が下がる。 そんな ”無事是名馬”の代名詞のようだったバルクが、 今年5月18 日に出走した シンガポール航空国際(G1)6着から帰国したあと、 左前脚の種子骨付近に2箇所の剥離骨折が見つかり、 バルクの競走馬生活で初めての故障による休養生活を送った。 ![]() その骨折休養明けのぶっつけで参戦したJCだった。 久々のパドックで見たバルクは、多少掛かり気味ではあったけれど、 若いころのバルクと少しも変わらず、首をぐっと下げながら闘志をみなぎらせていた。 すでに7歳になったバルク。 そろそろ引退かもという二文字がちらつき始めていて、 ( あと何回、こうしてバルクの姿を見ることができるのだろうか・・・) と、思ってずっとバルクの姿を追っていた。 パドックで周回する彼を望遠レンズ越しに見て、へぇ〜と思った。 とても7歳とは思えないほど、愛らしい眼をしていたから。 こんな綺麗な馬だったのか・・・と。 初めてじっくり見たような気がした。 本馬場入場をする姿、 返し馬にいく姿、そしてスタート。 バルクらしく先頭を伺う姿には、胸が熱くなってしまった。 4コーナーを回ってから直線、ずるずると後退するように他の馬たちに次々と追い越されていく。 結果は、17頭中の最下位。 それでも、府中の直線を松岡騎手の鞭に懸命に答えるように走ってくる彼の姿に 胸が熱くなっていた。 さまざまな人がいろいろとバルクやそれを取り巻く関係者に対して意見や感想を言っているけれど、 そんなことは、もう関係ない。 私は、コスモバルクをずっと変わらず応援してこれてよかった そうしみじみと思えた時間だった。 そんなバルクが、有馬記念にも出走してくる。 これも、JCに続いての5年連続出走という快挙。 19日に、門別競馬場で1週前追い切りを行った。 そして、昨日23日、その門別を出発している。 頑張れ! バルク。 どんな走りでも、中山でまた会える喜び。 慣れ親しんだ友に会いにいくようなじわじわと心が暖かくなる感じだろうか。 この後の動向はまだ未定。 それでも、一戦一戦が、彼を見る最後だと思って観戦するつもりだ。 3歳のころの彼を応援していた熱き思いにあふれていた私も、 ( 初めてパドックでバルクを見た私は、まるで雲の上のスター選手を見るかのように シャッターを押す手が震えていたのを懐かしく思い出す。) 今のバルクのように、年齢を重ねておとなしくなってきて、静かに見守れるようになったけれど、 やはり、有馬は格別な思いで迎えることになりそうだ。 今年の中央競馬観戦見納めの有馬記念。 いろいろなことがあった2008年。 去り行く2008年の舞台を駆け抜けた幾頭ものサラブレッドたち。 それらの馬たちに、思いをはせながら、いざ中山へ! ![]() ![]() バルク、ガンバレ!! |
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以前、ナイスネイチャが「6年連続有馬記念出走」を目前に故障引退した時に、出走していれば新記録・・・
それも、故障といっても馬場掃除くらいならできる程度だったという話も聞いたことがあるが・・・
http:...
2008/12/25 (Thu)
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