jpg NEO Sense of Horse Life ライスシャワーの命日によせて

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ライスシャワーの命日によせて

Rose-fuchu01-450.jpg
東京競馬場 ローズガーデンにて




気がつけば、もう6月4日。

ライスシャワーの最後のレースになった宝塚記念。
以前は、こんなに早い時期に行われたレースだったのだなあ・・・
と、昨日の安田記念の余韻に浸っていて、改めて思った。

ダイワメジャーのように現役馬が、危なげなく勝ってくれるレースは、
観ていてもほっとするというか安心するというか。。。
そういう気持ちで居られるのだけれどなあ。


ライスシャワーという馬には、
彼が現役で走っている間じゅうずっと、
どこかはかなげで、哀しげなそして静かな凛々しさのようなものを
ターフで彼の姿を見るたび感じていたように思う。

小さくてしなやかで、何か遠くにあるひとつの願いを探しているような
ひたむきなフォームで走り続ける
不思議な魅力をたたえていたサラブレッドだった。


ライスシャワ- 天に駆けた最強のステイヤ-

ライスシャワーという馬の強さを3歳~4歳春のうちに見抜いていた競馬ファンは少ないだろう。
その証拠に、ダービーに駒を進めたライスシャワーは18頭のうち16番人気。
それにも関わらず彼はミホノブルボンの2着に健闘し、一躍、注目を浴びることになる。
そして菊花賞という大舞台で、ライスはミホノブルボンの3冠を阻止し、この無敗の最強馬に唯一、土をつけた馬となる。
明けて5歳、春の天皇賞ではメジロマックイーンの3連覇に期待が寄せられた。
だが、ここでもライスは激走し、大記録を阻止した。
その後、2頭のライバルはターフを去り、ライスの闘志も火が消えてしまう。
格下の馬に敗戦、骨折による長期休養と、もはや彼の時代は終わったかに思われた。
だが、平成7年の春の天皇賞で、遂に3度目のGI制覇を成し遂げる。
過去2度の栄光と同様に京都競馬場で。
そして、皮肉にもこの思い出の地が、最期を迎えた場所となる。
ファン投票1位 で選出され、宝塚記念に出走したライスシャワーはレース中に左前脚を骨折、そのまま安楽死の処置が取られた。
もはやライスはもちろん、その子供たちの姿すら見ることは出来ない。だが、競馬ファンはその勇姿を永遠に忘れないだろう。

== DVD解説より ==



毎年、アジサイの花の色づく雨の季節を前にすると、
漆黒に光るライスシャワーの走る姿を
緑のターフの上に重ねて見ている。

あんな哀しい最期はなかった。
あんな綺麗な眼をして、ゴールに向かう姿はなかった。
ライスシャワーよ、
あの最後のパドックから地下馬道に向かうとき、
厩務員の川島さんに振り向いて、何を伝えたかったのだろう

私は、あなたのその時の眼を思うと、
胸が痛くてたまらなくなる。

あれから10年を超えるのに、いまだにそういう思いに駆られる
6月4日という日。


DVD-Rice.jpg
DVD 発売元:ポニーキャニオン

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23:49 | 思い出の馬 | comments (10) | trackbacks (1) | page top↑
嗚呼。。。インパーフェクトよ | top | 貫録勝ち! 安田記念

コメント

#
毎度様です(笑)。
6月4日・・・すっかり忘れてました。
あの95年の天皇賞、当時自分もいろいろあって生きていくのすら嫌になってた時期にあの向こう正面途中から先頭に立ち4コーナを回ってくるライスに向かって泣きながら頑張れ!ライス!と応援していました。
ステチャンの猛追をハナ差退けた姿に勇気づけられました。
大げさかもしれないけど、あの天皇賞がなかったら今の自分は存在していないと思う。
あの宝塚以来何年かは競馬を見るのも嫌でした。
でも馬が大好きでまた観ていますが。
いろんな名馬がいますがライスは自分の恩人(恩馬?)です。
あの天皇賞、最後の直線のライスの顔いい顔してたよなあ。
家に帰ったらビデオ見ようっと。
長文にて失礼・・・。
by: バルくん | 2007/06/05 08:43 | URL [編集] | page top↑
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by: | 2007/06/05 19:09 | URL [編集] | page top↑
#こんばんわ!
あの頃の宝塚はこの時期に行われていたんですよね。
あれからもう12年の月日が流れたんですね。
この年に生まれた子供はもう小学6年生になるくらい長い年月のように感じるけど、でも、いつのまにか12年も経ったんだぁ~・・ていうふうにも感じます。。。
でも12年経った今でもあの事故を思い出す度に涙が出ます。
やっぱり年月が経っても「寂しい」という気持ちは変わらないものなんですね^^;
by: pirloyan | 2007/06/05 22:44 | URL [編集] | page top↑
#管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
by: | 2007/06/05 23:21 | URL [編集] | page top↑
#ライスシャワー…
Jacarandaさん、こんにちは。
ライスが亡くなって、もう12年も経つのですね。あの日たまたまTV中継を見ていて、故障したのがライスだとわかった時は、呆然と立ち尽くしてしまったのを覚えています。
前走の天皇賞・春で、鮮やかに復活したライス。メジロマックィーンの春天3連覇を阻止したライス。ミホノブルボンの3冠を阻止したライス。
そして、宝塚記念で天に駆け昇ったライス。
彼のターニングポイントは、すべて京都のターフにあったように思います。

あの宝塚記念は、ライスの中距離のスピード競馬への適応能力を示す為の出走だったと聞きます。後に種牡馬入りする時の為に、『この馬はステイヤーだけじゃない、スピード競馬にも対応出来るのだ』という事を証明する為に。
後のライスの為にと考えた事が、結果ライスの命を奪ってしまう結果になってしまうなんて、誰にもわからなかったから。

彼がいなくなってもう12年も経つんだなんて、改めて思ってしまいました。

黒くて小さな馬体と、美しい瞳を持った彼が、私は大好きでした。
by: D'z2号 | 2007/06/06 10:09 | URL [編集] | page top↑
#
★バルくんさんへ

6月4日に逝ったライスのことは、
この時期、雨の降るように胸の奥から悲しみが沸いてくるんですよね。。。

バルくんさんには、あの111回天皇賞・春のライスシャワーの走りが、人生の転機になったのですね。
そういう存在の馬だったのですね。
あの年は、久しぶりに日本に帰ってきて、また日本の競馬を見られると喜んでいた年でしたし、
ある意味、私にとっても人生の岐路の時だったという気もします。
宝塚記念のあとすぐ、競馬にそれほど傾倒していなかったような友人からも悲しみを訴えるはがきを貰った思い出があります。
そのときの彼女はもうこの世にいないので、余計思い出が深くなっているんですよね。


なんだか、切ないなんとも表現できない存在です、ライスシャワーと言う馬は。。。
DVDご覧になりましたか?
早すぎる仕掛けのような3コーナーあたりからぐんぐん脚を伸ばしてきて、いつになく積極的でした。
4コーナーではもう先頭に立ってましたね。
良くぞ、ステチャンの猛追を凌いでくれたといまさらながらに思います。
杉本アナの実況のせりふがまた泣かせますよね。
何度見直しても、泣かせます。

最期のレースの宝塚よりこの天皇賞の走りを胸に刻んでおきましょう。
by: Jacaranda | 2007/06/09 21:18 | URL [編集] | page top↑
#
★鍵コメ1さんへ

fc2さんですが、ある時期、時間になると、アクセスが集中したりして、TBだけでなく、投稿すらできなかったりしますね。
ご迷惑をおかけしました。
とりあえず、管理者あて抗議文送っておきます。
これに懲りず、またいらしてくださいね。
by: Jacaranda | 2007/06/09 21:22 | URL [編集] | page top↑
#
★ pirloyanさんへ

ライスが亡くなってから、すでに12年ですか・・・
早いものですね。
私も、あのライスシャワーのことは、ずっと忘れることはできないですし、彼を思うたび、胸が痛むような悲しみに襲われます。
「 淀で輝き、淀で散ったライスシャワー」
あの低く沈むようなフォームで走る姿、忘れることはないでしょう。
永遠に....

ライスシャワーは、特別な存在の馬です。
by: Jacaranda | 2007/06/09 21:29 | URL [編集] | page top↑
#
★鍵コメ2さんへ

ライスシャワーのために、青いお花を贈られたんですね。
きっと、ライスシャワーも喜んでくれたことでしょう。

馬の死は、思い入れがあればあるほど、その事実を受け入れることは難しいと思います。
かくいう私も、偉そうに言ってはいても、こうして6月を迎えると、どうしようもない哀しさや寂しさに襲われます。
そして、悔いのような感情も・・・
「どうしてそのとき、どうしてあの時。。。」とそういう、ないものねだりのような気持ちに陥ります。
だからこそ、今現役で頑張っている馬たちの走りに勇気と元気を貰っているのでしょうね。
私が、競走馬の写真を撮りに、競馬場に通うのも、
最後の直線を駆け抜ける馬たちに必死に声援を送るのも、
皆そういう馬たちから生きていく明日の力のようなものをもらえるからだと思います。

ユートピア牧場に眠るライスシャワーに逢ったら、またお知らせくださいね。
静かな丘の上にあるそのお墓。

行く前も行った後も、とても言葉にできない思いに囚われるそうです。

私も、必ずいつかその丘に行きますが・・・
それは、もっと自分の仕事に自信が持てたときと思っています。
by: Jacaranda | 2007/06/09 21:39 | URL [編集] | page top↑
#
★ D'z2号さんへ

あの年の宝塚記念レースへの参戦には、
いろんな要因があったようですね。

それまでの刺客という脇役から晴れて主役になった天皇賞の優勝から
ファン投票一位ということやら、
阪神大震災のための開催場所の淀への変更。
おっしゃるように、種牡馬への可能性を広げるため。。。

今思えば、ライスシャワーにある淀との運命の流れというか。。。
あの馬にある、孤高の美しさというか
そういうものが、華やかな世界を拒絶しているようにも感じられます。

愛すべきライスシャワーは、ずっと永遠に人々の心に生きていくんですよね。

私は、この6月の始まりのこと、ずっと青い紫陽花の花の色の移ろいを見ながら、想っています。
彼の姿。
なんか、泣けてきます。
どうしようもない感情ですね。
この喪失感は。
by: Jacaranda | 2007/06/09 21:46 | URL [編集] | page top↑

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