++  砂の女王の観戦メモから ++
NEO Sense of Horse Life
キングジョージ6世&クイーンエリザベスダイアモンドSの回顧
2006年 07月 30日 (日) 15:43 | 編集
KJQE2006-JRA350.jpg
The King George VI And Queen Elizabeth Diamond Stakes(G1)2006
写真提供: JRA


昨夜未明のレースをVTRを観ながら、
改めて感想を書いていきたいと思います。

まず、アスコット競馬場の芝コースですが、
起伏があって、特に道中は、ずっと登り坂の感じで、
日本の芝コースやドバイの芝コースとはずいぶん勝手が違っていて
ハーツクライは、きっと走りにくかったのではないか・・・
と感じましたね。

直線最後の1/2ハロンあたりで、もうアップアップだったのも
この坂のあるコースで、足を使ってしまい、終いの脚が残っていなかったのでは、
という気がします。

スタートして、予定通り、芦毛のチェリーミックスがレースを引っ張る形で進んでいきます。
ハーツクライは、ハリケーンランを前に見ながらの3番手を追走。
そのすぐ後ろをエレクトロキューショニストがぴったりとつけています。
4コーナー回って、直線に向いて
エレクトロキューショニストが先頭に立とうとする所を
外からハーツクライが馬体を合わせていくんですが、
( このとき、ハリケーンランは、ズルズルッと後退していってるんだけれどね。。。)
で、
最後2ハロンくらいから、ハーツが先頭に踊り出たんですよ。
このまま一気に、( 日本の芝なら!)突き抜けていけるはず・・・
だったのですが。。。

これが、ヨーロッパの芝で鍛えられたタフさ、しぶとさを身に着けた
2頭の底力の違いを見せ付けられたということなんでしょう。

一旦、下がっていたハリケーンランが、2頭のたたきあいを横目に見ながら、
怒涛のごとく内をついて伸びてきましたよ!
そして、そして!
ハーツに追い越されたエレクトロキューショニストが、またぐいっと
伸びてきたんですよね〜〜!( 凄すぎる!!)

ハーツ、もがいてましたね・・・
嗚呼・・・

もう、こうしてレース最後1ハロンの攻防を見てみると
恐ろしいくらいのヨ−ロッパ最強馬たちの強さを見せられた感じ。。。
脱帽!

こうなると、ディープインパクトの凱旋門賞戦略もいろいろ考えらせられますね。

それにしても、ハーツクライ。
惜しかったねぇ。
悔しいねぇ。
初めての斤量60.5kgで、初めてのヨーロッパの芝コース。
初めてづくしのなか、
よく頑張ったよ、お疲れ様!

ハーツクライの帰国は8月3日とのこと。
今度は、JCで、雪辱を果たそうね!



追記

レース後の関係者のコメントです。
 記事参照:netkeiba.com


【橋口弘次郎調教師】
とても残念だ。先頭に立って、あと100mをきっていたのに惜しかった。
ホームとアウェーの違いが出た。
ジャパンCに今回先着を許した2頭が来たら、今度は逆転できる。
是非、ジャパンCに来てほしい。
凱旋門賞ではディープインパクトに頑張ってもらいたい。

【C.ルメール騎手】
よく頑張った。
最後の100mでバテてしまった。
アスコットはタフなコースだから、4か月ぶりのレースというのも影響したかもしれない。
悔いのないレースはできた。



ハーツクライ、本当に最後100mの勝負に負けましたよね・・・
ドバイシーマクラシックから4ヶ月のぶっつけだったのが痛かったか・・
あと、仕掛けがちょっと早かったかな。。。というルメール騎手のコメントもありました。

久々のレースで、あのタフなコースを制するには、なかなか悔しい作戦負けでしたね。
橋口調教師の悔しさが手に取るように伝わってきます。

Comment
この記事へのコメント
ハーツもいいレースはしているんですがねえ・・・。
やっぱ欧州最強馬の底力は凄い!
3着とはいっても十分胸を張れるよハーツくん!
2006/ 08/ 01 (火) 16: 31: 15 | URL | ばるくん # -[ 編集 ]
惜しかったですけど、素晴しいレースだったと思います。
ハーツクライ、よく頑張りましたよね。
ハーツが先頭に出たときは「もしかして、勝っちゃうの〜」と興奮してしまいました。
でも、勝った馬は強かったです。本当に強い馬が勝ったって感じでした。
欧州で勝つための条件、見せつけられた気がします。

レースを見ながら、バルバロのことも考えていました。
あれから経過はどうなのでしょうか?
情報がなく、心配です。
jacarandaさん、もしご存知でしたら教えていただけませんか?宜しくお願いします。

2006/ 08/ 01 (火) 21: 32: 50 | URL | Lina # -[ 編集 ]
★ばるくんさんへ
深夜にこんばんは。
コメントのレス遅くなってしまってごめんなさいね。

>ハーツもいいレースはしているんですがねえ・・・。
そうなんですよね。。。、ハーツ君。
日本の芝コースだったら、いつものハーツ君だったら、あのまま突き抜けてくれてたと思いますよ。
たった100mの攻防ですよ。。。Ozz
アウェーというより、やっぱりヨーロッパの芝で鍛えた2頭の底力を見せ付けられたという畏怖の感じです、ハイ。
あれ見ていると、ディープ君の凱旋門賞に、一抹の不安が出てきたんですよね・・・
とにかく、3強の直線のたたきあいは、ホントに胸張って凱旋帰国出来ますよね。
帯同馬もいなくて、いろいろ見えないストレスや不便もあったでしょうからね。
JCで、思う存分はじけてもらいたいですね。
よくやったと思います。
2006/ 08/ 04 (金) 03: 44: 42 | URL | Jacaranda # dgVPUBTM[ 編集 ]
★Linaさんへ

ハーツクライは、世界最強馬2頭と、互角に戦っていました。
やはり、昨年来の彼の強さが光っていましたね。
有馬記念→ドバイシーマクラシック、そして初のヨーロッパの芝コース、
堂々たる3着だったと思います。

>ハーツが先頭に出たときは「もしかして、勝っちゃうの〜」と興奮してしまいました。
Linaさんは、リアルタイムでレースご覧になられたんですね。 私は、結果の聞いてから(読んでから)映像チェックだったのですが、それでも、橋口調教師が、直線思わず大声がでたというお気持ちの高揚が手に取るように想像できましたものね。

>本当に強い馬が勝ったって感じでした。
欧州で勝つための条件、見せつけられた気がします。
はい、私も同じ印象を持ちました。
前走、2着だったとはいえ、昨年の凱旋門賞馬とドバイWCのチャンピオン馬たちですからね・・・
やはり、強い!

>Barbaroの経過
バルバロ君の状態は、毎日、ペンシルベニア大獣医学部のサイトの発表 " Updates on Barbaro's Condition " を必ずチェックしています。
順調に快復しているようですから安心してくださいね。

こちら → http://www.vet.upenn.edu/newsandevents/news/Barbaro_Updates.htm

ちょっと、私個人の実生活が忙しくなっているのもあって、
PCの前に座る時間がなかなか取れなくなっているんですね。
なので、こちらでも、劇的な変化がない限り記事のアップしないでいます。
なのでご心配なさらずにね。
そろそろまとめて彼の快復の経過については、
記事書いてみますね。
2006/ 08/ 04 (金) 04: 02: 20 | URL | Jacaranda # dgVPUBTM[ 編集 ]
こんばんわ。
遅くなりましたがハーツクライ、ほんと〜に惜しい結果に終わりましたね。よく頑張っているとは思うんですが、あそこまでいったら....ねぇ?(^_^;

続くディープには何とかこの雪辱を晴らしてもらいたいと願っています。
2006/ 08/ 04 (金) 22: 59: 54 | URL | DD # -[ 編集 ]
バルバロは順調に回復しているのですね。
よかったぁ。安心しました。
自分で調べればよいのですが、なにせ英文がわからなくって…(お恥ずかしい限りです。。)
でも、後で辞書とにらめっこしながらでも訳してみようと思います。
お忙しいのに、教えていただいて有難うございました。
2006/ 08/ 05 (土) 17: 30: 57 | URL | Lina # -[ 編集 ]
★DDさん、
コメントありがとうございます。
私もなかなか実生活が忙しくて、レース観戦するも、記事は書けず・・・の状態の中ですが、
このハーツ君のレースだけは、深夜の情報キャッチで踏ん張っていましたよ。
いち早くレースビデオを探して、観てみました。
う〜〜ん。。。
先着した2頭は、あれはバケモノですよ。
ハーツ君の、今までのレース相手にはいなかったタイプですもの。
ルメール騎手、ヨーロッパの人なんだから、もっと熟慮して乗って欲しかったかも。。。
まぁ、ここは勝った馬を素直に称えましょう!
But...
私は、凱旋門賞のディープ君が、ちょっと心配になって来ましたよ・・・
2006/ 08/ 06 (日) 03: 41: 56 | URL | Jacaranda # dgVPUBTM[ 編集 ]
★Linaさんへ

バルバロ君、一時期の危険を脱していますし、
獣医師団のほうも、蹄葉炎に対する処置に関して、
すばやく学習して危険回避の策を講じていますので、安心していいと思いますよ。
Linaさんのような熱心にバルバロの関心を寄せていらっしゃる方のために、近々最新記事まとめてみます。
最近は、George D. Widener Hospital のサイトの記事も短くて毎日更新していないようです。
というのも、バルバロ君が安定していて、快復に向っているということだと解釈していいと思いますよ。
右脚の骨折自体も2ヶ月半が経過しており、ずいぶん良いようですが、何せ一番怖いのが蹄葉炎ですので、まだまだ慎重に経過観察している様子です。
2006/ 08/ 06 (日) 03: 51: 46 | URL | Jacaranda # dgVPUBTM[ 編集 ]
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