jpg NEO Sense of Horse Life Barbaroの治癒経過

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Barbaroの治癒経過

barbaro.jpg
骨折から一ヶ月のBarbaroの様子( 6/18 現在 )
写真提供: sportsillustrated.cnn.com




今年のアメリカ・ケンタッキーダービーの覇者Barbaroが、
5月20日、Baltimore の Pimlico 競馬場 ( シービスケットが宿敵 ウォー・アドミラルを破った場所としても有名 )で行われた、2冠目を目指していたクラシックレース、Preakness Stakes で、
重篤な骨折をするという悲劇に見舞われ、ペンシルベニア大学獣医学部で集中治療を受けている。
無事であれば、おそらく今年のアメリカンクラシック三冠をとるだろうといわれていた逸材。
そして、日本の三冠馬ディープインパクトと、
来たる凱旋門賞での直接対決を期待されていた馬だった。

そのBarbaroの、術後一ヶ月経過した様子を伝えるニュースをピックアップする。

現在のBarbaroは、順調に治癒に向かっており、非常に元気で食欲もあるとのことで、
治療した獣医師団も、期待以上に経過が良好で、ほっと安堵しているそうだ。
Barbaro の骨折部位は、右後肢の中足骨以下のいわゆる踵の部分3か所である。 特に、球節の基節骨種子骨の脱臼および種子骨下の繋骨粉砕骨折がひどい状態。
普通なら、即時予後不良と診断され、安楽死処置をとられるほどの致命的な重症だ。
Barbaroは、翌21日、直ちにペンシルベニア大学獣医学部付属病院New Bolton Centerで、
約6時間にもわたる長い外科手術を施された。 
骨折部位を27本のボルトと金属プレートで留めるという大手術だった。

手術終了直後の会見では、
coin toss"=フィフティ・フィフティ”の可能性で完治できるという非常にシビアな状況だった。
完治には、数ヶ月を要する。 特に、術後1ヶ月がひとつの山で、
馬の骨折の回復に、大きな障害となる体重負荷のアンバランスから生じる循環障害の蹄葉炎の発症を抑えなければならない。
また長期にわたる治療のために、
狭い集中治療室( 馬房 )に閉じ込められて、思うように運動できないストレスも
馬にとって、その治癒を困難にさせている要因である。

今まで多くの馬が、これらの2次的障害により、その命を落としている。

それが今回の Barbaro の場合は、ほぼ順調に回復経過をたどり、完治に向けて彼の未来に明るい光が差してきたようだ。

今回、手術で使用したボルトは、既に人間用に使用されているものを動物に応用開発したボルトで、
非常に複雑な粉砕骨折部位に有効なものだ。
そして、もう一つ治療を有効にしているものが、正常な左後肢に履かせている特殊な靴の存在だ。 これを装着することにより、Barbaroは、
4本の脚に平均的に体重をかけることが可能になり、最も恐れている蹄葉炎に罹ることを防いでくれている。
また、馬自身が、痛みに耐えうる忍耐強い性格であるとか、Barbaroのように、人間を全面的に信頼し、前向きに対処しようとする明るい性格を持っている事は、闘病を成功させている大きな要因だろうと、治療に当たっている獣医師団のチーフであるDr. Dean Richardsonは語っている。


Barbaro03.jpg
レーススタート直後のアクシデントだった。
写真提供: USATODAY




barbaro_diagram200.jpg
3箇所の骨折部位
資料提供:NPR





barbaro_xray200.jpg
手術後の右後肢レントゲン写真: 合計27本(!)のボルトが埋め込まれている。
写真提供:NPR





Barbaro044.jpg

麻酔が覚める時に、痛みなどで馬が暴れても、治療した脚に負担がかからないようにするため、小さな温水プールに浮かべたラフトに降ろしているところ




Barbaro02.jpg
主治医のDr. Dean Richardsonと手術終了時のBarbaro
アメリカでの馬の外科医としては、超一流の人
( 首の包帯は、静脈注射処置のための保定用 )

写真提供: University of Pennsylvania


このように、担当のドクターも感心するほど、Barbaro は模範的な患畜で、
彼は、今どのようにすべきかということを充分理解しているようで、日々治療に専念しているそうです。
現時点では、手術直後の ”コイントス ”と言われていた厳しい状況から、
75%という所まで回復の可能性が上がっています。
残りの25%には、Barbaro の脚に埋め込まれている27本のボルトが、果たして完全に骨折が癒えるまで、このような大型の動物の体重を支えることができるのか、持ちこたえてくれるのかどうかという未知数が含まれているのです。
まだまだこれから長い道のりですが、この美しく賢い鹿毛の3歳馬が
また元気に芝生の上を歩くことができるよう、祈っていこうと思います。

( * 6/21 追加説明 :
英文の原文から厳密に言うと、Dr.Richardsonは、Barbaroの完治の可能性については、日々だんだん高くなってはいるが、(彼は、オッズと言う言葉を使っています。)骨が再生して、ギブスをはずして、レントゲン写真でも異常がなく、支えなしで退院することができる状態になっても、やっと”75%の可能性”が出てくると言える。”と言っているのですね。
Barbaro に、本当の正常な生活( 芝の上で、自力で歩き回ることができる )ようにならなければ、”完治”とは言えないそうです。
まだまだシビアな道のりです。


ニュースソース:'Everything right so far'

School of Veterinary Medicine,University of Pennsylvania
sportsillustrated.cnn.com
USATODAY


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06:18 | Barbaro関連 | comments (24) | trackbacks (1) | page top↑
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コメント

#
Jacarandaさん、こんにちは。
いい記事読ませていただきました。
先日、朝日新聞でも取り上げられていましたが
ますますバルバロくんを応援したいですね。
また、日本の獣医学の発展も願ってやまないですね。
がんばれバルバロくん!
・・応援メッセージってやっぱ英語じゃなきゃ駄目かな(苦笑)
by: ばるくん | 2006/06/20 08:38 | URL [編集] | page top↑
#
バーバロのこのシーン、先日NHKで放送していましたね。
何もなかったように歩いている姿を見て驚きました。
吊り上げられた姿、テンポイントも脚への負担がないようにと吊り上げて支えていたと聞いています。ただ、致命傷は蹄でしたね。
ポンプの役目をする大事な部位だけで心配ですね。
でも、進歩しているだろうから...
バーバロの成功は新しい世界への幕開けと思いますね。
それだけに...
by: ぜあみ | 2006/06/20 19:41 | URL [編集] | page top↑
#
こんばんわ。
バーバロのことは事故直後から気にしていましたが、少しでも快方に向かっているということで、ちょっと安心しました(^_^) でも、まだ確実に助かったという訳ではないようなので、何とか踏ん張ってもらいたいと切に願います。それにしても、さすがに獣医師さんだけあって、とても詳しい記事になっていますよね。いろいろ読んだ中では一番分かり易くて、尚且つ詳しく書かれてような気がします! また、最新情報等ありましたら、ぜひアップをお願いしたいところです(^_^;
by: DD | 2006/06/21 00:14 | URL [編集] | page top↑
#
< ばるくんさんへ>
朝日新聞に掲載されていたんですね。 骨折後の様子が気になっていたので、拙記事は、直接アメリカのニュースと治療先のペンシルバニア大学獣医学部のサイトからから引っ張ってきています。
バルバロ君、流星のきれいなとっても賢そうな馬ですよね。 骨折前のケンタッキーダービー時の馬の写真は、惚れ惚れするくらいです。 この記事のために色々資料を集めていくうちに、バルバル君、なんだかディープ君の姿に似てるなあって思ったしだいです。
現在の日本の馬臨床は、なかなかここまでのレベルには到達できないであがいていますね。。。
資本投資レベルやらニーズのことなど。。。今は、どちらかというと小動物(ペット)が先をいっている感じですね。
でも、日本の臨床レベルももっと頑張って欲しいですよね。
バルバロ君の応援メッセージですが、簡単に、
" Good wishes Barbaro ! " とか、" I hope you will recover well, Barbaro ! " だけでもいいですよね。
わざわざ日本からメッセージを届けるっていうことに価値があるんじゃないかなって思います。
頑張れ!バルバロ!
by: Jacaranda | 2006/06/21 12:41 | URL [編集] | page top↑
#
< ぜあみさんへ>
ちょうど、ネット落ちしていた時期の事故だったし、あんまり日本のニュースを拾えていなかったので、直接アメリカからの情報を収集して書きました。
今、Barbaroが、治療を受けている大学病院は、アメリカでは、馬(大動物)臨床の最先端のER設備のある病院です。術後即、普通に歩けるというのも、素晴らしい技術の進歩のおかげですよね。 Barbaroは、世界最高水準の治療を受けているのです。
改めて、テンポイントの闘病生活の凄まじさを思い起こしました。 あれは本当に可哀想でした。
馬は、敏感で繊細な動物なので、「痛み」に対する拒否反応は想像を絶します。 ですから、そういう疼痛を緩和する薬の開発や治療方法器具の向上など、今のBarbaroにとっては、最新の治療を受けているという幸運もありますね。
しかし、テンポイントを始めとする過去の馬たちのそういう例をを活かして、より進歩を遂げていったわけです。 
だから、彼らの命も無駄にはなっていないと信じます。
蹄葉炎のリスクもそうですし、埋めているボルトの材質が、馬の体重負荷に耐えうるかという、色々な負の可能性が25%と言う数字に表れていますよね。 まだまだ楽観は許されません。
精一杯闘病しているBarbaroに海の向こうの日本から声援を送ろうと思います。
by: Jacaranda | 2006/06/21 12:52 | URL [編集] | page top↑
#
< D.D.さんへ>
私も、Barbaroの治癒経過をずっと気にして、ニュースを拾っていました。
一応、6/13に第一回目のギブス交換も済ませ、一ヶ月が経過したと言うことでちょっとほっとしています。 でも、まだまだ色々これから症状が出て来る可能性もあるので、獣医師団は、気を抜けないことと思います。
Barbaro自身が、非常に前向きで、「治ろう!」と言う積極的な生命力にあふれていて、それがとても回復に好結果をもたらしているのですね。
今後も、彼の経過を見守ってまた良い第二報をアップできるよう祈っていきましょう。
by: Jacaranda | 2006/06/21 12:57 | URL [編集] | page top↑
#
テンポイントからもう27、28年経ちますか...
医学の発達に驚くばかりです
でもこの手術凄まじいカネがかかるとききました、バルバロだからこそ受けられる手術なんでしょうね
by: マルセル | 2006/06/23 15:24 | URL [編集] | page top↑
#
マルセルさん、
Barbaro の治療費は、数万ドルかかっていると言われています。
もちろん、オーナーであるJackson夫妻の経済力もありますよね。
そういう部分でも、やはり、Barbaroだったからこの最高水準の治療を受けられるということですよね。
テンポイントの事故は、1978年のことですから、そうですね・・・もう、28年になりますかね。。。
今回のBarbaroの治療方法を見ていると、本当に素晴らしい技術開発だなあって思いました。 考えられるあらゆる負の原因をなくすための方法、器具の開発の的確さ。。。
もちろん、すべての骨折した馬が、この治療の恩恵を受けることは難しい所でしょうけれど、Barbaro の骨折が完治すれば、本当に今後の馬の骨折に対する認識が変わっていく可能性が出てきますね。
by: Jacaranda | 2006/06/23 16:35 | URL [編集] | page top↑
#
死んでしまったみたいですね。
名馬だけに残念です。
合掌
by: deep | 2007/01/30 14:13 | URL [編集] | page top↑
#
deepさん。

私も、先ほど友人からのメールでBarbaroの安楽死のニュースを知りましたので、今あわてて情報収集しているところです。
前肢にも蹄葉炎が発症してしまい、もうこれ以上の回復は望めないとのドクターの判断とBarbaro自身に、あれほどみなぎっていた”生きよう!”とする生命力が、力尽きてしまったようですね。。。
やはり4本の脚で馬の体を支えることの難しさということを痛切に考えました。
なんとも悲痛で無念な結果です。
by: Jacaranda | 2007/01/30 14:29 | URL [編集] | page top↑
#左の後ろ足がなぜ?
こんにちは はじめてこの馬をしりました じーんときました・・・でもこれって骨折した右後ろ足ではなく、左の足の蹄がくさってしまったということでしたけど特殊ブーツはかなかった方がよかったということなんでしょうか?もともと蹄葉炎の可能性があったのは骨折した足ではなかったのでしょうか?そうだとしたらなんて無念な・・・と胸が痛いです。・・・・・人々に夢と希望を与え最後まで凛と生きたBARBAROに何かもらった気がします。ご冥福をお祈りします。
by: もえ | 2007/01/30 14:50 | URL [編集] | page top↑
#とても残念です。
バルバロ君のご冥福をお祈りします。

いつも思うのですが、競走馬=開放骨折など=安楽死。
お馬さんにとってあの巨体を支える脚が折れることはとても痛いことと思います。 馬が競走中に故障して脚をブラブラさせて歩いているのを見ると、非常に胸が苦しくなります。
運悪く骨折などしてしまい、安楽死させるのも悲しいことです。どうにかならないものでしょうか?
by: yomo | 2007/01/30 15:14 | URL [編集] | page top↑
#
こんなすばらしい名馬がいたことを知りませんでした。
とても残念で、悲しいです。
BARBAROくんは、よく頑張った。
天国でのんびりしてください。


by: | 2007/01/30 15:15 | URL [編集] | page top↑
#
もえさん、書き込みありがとうございます。

今、安楽死までのここ数日の経過を新しく詳細記事をまとめているところですので、そちらをご覧になってください。
また、骨折した右後脚および蹄葉炎治療中の左後脚の治療経過についても「Barbaro関連」記事にまとめておりますので、カテゴリー欄からお読みいただくと大体の経緯がお分かりになると思います。
馬の蹄葉炎の発症は、500kg近い馬の体重を4本の脚で均等に支えることができないと、蹄部に血行障害が起きてきます。そのために炎症が起きるのですが、どうしても痛めた脚をかばって他方の脚に体重を無意識にかけているうちに左後脚が蹄葉炎になってしまったわけです。 ですから、通常、蹄葉炎は、骨折した脚と反対の脚に症状が現れます。
また、非常に馬にとっては激痛ですので、ペインコントロールをしていたとしても、腐った蹄を切除して新しい蹄組織が完全に再生するまでには数ヶ月を要します。
なかなか回復には時間もかかりますので、その間には、どうしてもいろいろなリスクを伴ってきます。
BARBAROの場合の治療は、特殊ブーツを始めとして、いろいろ獣医師団が脚の負担を軽減し、できるだけ痛みを伴わないで均等に体重負荷できるように工夫をして処置をしているわけです。
また、これほどの重篤な骨折に対しての治療自身が未知のチャレンジだったわけですので、現時点では、最高水準のスタッフの英知をかけての懸命な治療だったのです。

今回の致命傷は、再度、状態が思わしくなくなった右後脚のために、結局両後脚をかばって、両前肢に蹄葉炎が発症したということですね。
すなわち、Barbaroは、立つための正常な脚を4本とも失ってしまったというシビアな状況に陥ったのです。

非常に残念です。
ここまで頑張ってきたBarbaro自身にも、そして懸命に治療にあたってきたPenn大学獣医学部のスタッフの方々にありがとうという感謝を込めて、
声援を送り続けてきた世界中のファンの人たちとともに、静かに彼を送ってあげたいと思います。
合掌
by: Jacaranda | 2007/01/30 15:18 | URL [編集] | page top↑
#サクラスターオーも・・・
ざんねんです
私はテンポイントをリアルタイムでは知りません
サクラスターオー世代かな
彼と 同じような 運命をたどってしまいましたね
まだ 人類は
蹄葉炎を克服できていない
ということですか
あの か細すぎる 脚に
いかに体重をかけずに療養させ得るか
そこが問題のようですね
この経験を 将来の名馬救済に
ぜひつなげてもらいたいものです
by: あんぽんたん | 2007/01/30 15:26 | URL [編集] | page top↑
#残念です
皆さんのコメントを読ませてもらって
同じ気持ちを共有出来ました。
中央競馬のシグナルライトやサイレンススズカのときと同じく、
かわいそうでたまりません。

闘病に耐えたバーバロには、
よく頑張ったね、という気持ちで
いっぱいです。

by: hyper | 2007/01/30 15:50 | URL [編集] | page top↑
#なんどでもかなしいです
若い頃、オカネと人間が造ったスパイラルの中で殺されていく競走馬をどうにかしたくて、馬産にかかわっていたものです。
結局自分の方が故障してしまい、途中であきらめる結果となりましたが・・・。

何度、名があるコでも名のないコでも、悲しいです。
痛い思いばかりして、最後に安楽死。

たくさんの関係者や研究者が日夜努力しているとは思いますが、
早く競走馬の寿命がもっと延びる日が来ることを祈ります。

あたしも、牧場で仲の良かったヒシアケボノのようにデカく優しかった競走馬が、
オーナーの指示によりある日突然殺されたときはものすごくやりきれませんでした。
確かに怪我してお金ばかりかかる状態だったけど・・・馬をココロある生き物と思ってないようでした。

バルバロさんは名があるから満足な治療を受けられたけど、GⅡクラスだとオーナーの経済状態如何でこんな仕打ちです。

競走馬がどうにかなったときにオーナーへはお見舞金でるけど、そんなんじゃなくて、
競走馬の権利と命をある程度保証する保険制度とか、作ればいいのに。


あまり関係ないような話をつらつらごめんなさい。
ただ、バルバロさんが悲しかったので・・・。

次は人間から遠い生物に生まれておいでね。
by: RYU | 2007/01/30 15:50 | URL [編集] | page top↑
#合掌。
競走馬の治療に関しては一層の進歩を願うばかりです。
術後どうするかが大きな課題となりますが、機械で支えるよりも、数名の人間の手で支える事ができれば、それが一番だと聞いた事があります。持ち替える事で加重を分散させ、馬の負担を軽減させる効果が期待出来ると・・。
物理的に500kgの体重を四六時中支える事が出来るのか怪しい話ではありますが、トライするならマンバーに加わってもいいと考えます。
by: ブラッド | 2007/01/30 15:57 | URL [編集] | page top↑
#よーく分った
デイープを引退させた時のオーナの言葉がよーく分った気がしてきます。
by: 無名 | 2007/01/30 21:30 | URL [編集] | page top↑
#
恥ずかしながら初めて知りました・・・。彼の事も怪我のことも。ここに書き込みされている方々の心温まるメッセージをもっと沢山の競馬ファンに伝えたいです。華やかな表舞台だけでないシビアな世界・・・。でもそこにも心ある人々が1頭の命を必死に救おうとがんばっている。BARBARO、がんばったね。こんな遠い日本でも悲しんでくれるファンがいて幸せだと思います。 合掌。
by: ももパパ | 2007/01/31 02:43 | URL [編集] | page top↑
#
☆yomoさんへ

馬の骨折の完治が難しいのは、骨折そのものの手術というより、完治するまでの間、痛めた脚をかばっているうち、馬が全体重を均等に4本の脚に負荷できなくなると、血行障害等が起こり、蹄の部分が腐ってくるいわゆる蹄葉炎が2次的に発症してきます。 この病気は馬にとっては大変な激痛を伴うもので、今回のBarbaroの場合は、それでもなんとか今まで持ったのは、鎮痛剤が有効に作用してくれていたのですが、
さすがに両前肢にまで発症してしまうと、いくら薬の量を増やしても、痛みに耐えることができませんでした。

そういう長い苦しみを経ても完治する見込みは、まだまだ難しいという理由やそれほどまでの経済的な投資をするオーナーも少ないということが主な理由で、”骨折=予後不良=安楽死処置”ということになってしまうのです。 大変残念なことなのですが・・・
日夜、研究したりして治療法を確立しようと試みているのですが、なかなかこの蹄葉炎の壁は高く厚いものです。
今回のBarbaro の闘病経過をもってしても、敗れなかった壁でした。
無念です。

☆#さんへ
書き込みありがとうございました。
本当に、Barbaroは、その聡明な闘志で、レースにも、骨折にも勇敢に挑戦していった素晴らしい馬だったと思います。
by: Jacaranda | 2007/01/31 16:02 | URL [編集] | page top↑
#
☆あんぽんたん さんへ

サクラスターオーの骨折治療は、テンポイントの経験を基にして、治療がなされたと聞きます。
結局、サクラスターオーもBarbaroも
「蹄葉炎」という悪魔の手から逃れることはできませんでした。
でも、29日の会見で、主治医だったDr.リチャードソンが、力強くおっしゃっていました。
「 我々は、失敗をしながら、多くを学んでいく。そして、確実に進歩をする。 だから、次に彼(Barbaro)と同じような大変な骨折の馬が運び込まれた時は、絶対に助ける自信がある。」

そうですね。
過去の多くの馬たちの身を挺した賢明な闘病が、未来の馬たちを救う礎になっていくのだと。。。
Barbaroに、本当にお疲れ様と言ってやりたいですね。

☆hyperさんへ

サイレンススズカ・・・
今回のBarbaroの骨折もあの時のスズカ並みの粉砕骨折だったわけですね。
それを思うと、やはりよく今まで頑張ってきたなと思います。

今は、安らかに天で思い切り駆け回っていて欲しいと願います。
by: Jacaranda | 2007/01/31 16:12 | URL [編集] | page top↑
#
☆RYUさんへ

馬の骨折、今回のBarbaroの容態を8ヶ月間ずっと追っていて、馬というのはなんと繊細な生き物なのだろうと思います。大きな体を支える4本の脚のそのどの一本にも異常があってはならないという、そういう繊細な生き物であるということ。。。
ただ、Barbaroは、5月21日に手術を受けてから29日の日まで、とても幸せな日を過ごしてきたと思っています。 彼の表情や様子を伺い知るに、それは間違いのないことだと思っています。
だからこそ、29日の朝のそれまでの彼の生き生きとして生命力溢れる眼から生気を失ってしまうのどの苦痛の様子を観て、ドクターたちは最終決断をしたのだと思います。

RYUさんは、ヒシアケボノのような大型馬のいた牧場でお仕事をされていらっしゃったんですね。
「ヒシアケボノ」、本当に大きな馬でしたね。 懐かしい名前を聞きました。
そうでしたか。。。
馬一頭にかかる費用は、莫大なものですものね。 現役中に良い成績を残せない馬たちの運命は悲しいものですね。
また、引退をしたあとも、現役時代にそれ相当の成績を残している馬には、功労馬として余生を送れる報償のようなものがJRAから出されたりしますよね。 
すべての馬がみな命をまっとうできれば良いとつくづく思います。 そういうことを考えれば、Barbaroは、幸せだったのでしょうね。

Barbaroが、競争馬という運命でこの世に存在したこと、私は彼は満足している(いた)と信じたいですね。。。
あのやっとICUから出て、つかの間の外の散歩をする彼の様子、本当に幸福そうでしたもの・・・

RYUさんの溢れるばかりの馬への愛情が感じられました。
書き込みありがとうございました。


☆ブラッドさんへ

テンポイント時代から考えると、本当に獣医外科学の進歩は驚異的です。
Barbaroが手術直後に歩いて馬房に戻っている姿に、大変驚いたものでした。
また、ペインコントロールの施術など、毎日が驚きの治療法を見るようでした。
スリングを利用するのも、バーバロの場合は、ほとんどなかったのもそういった脚への体重負荷をコントロールするキャストやフットステップの改良、ペインコントロールする薬の改良など、多くの技術的進歩の基にバーバロに施されてきたわけですよね。
それに何より、バーバロは、とても上手に自分の体重をいろいろ動きながら負荷を変えていたそうです。

ブラッドさんのその献身的な思いがいつか馬を助けることにつながっていければいですね。
天国のBarbaroにもその熱い思い
届いていると思います。
by: Jacaranda | 2007/02/01 02:43 | URL [編集] | page top↑
#
☆無名さんへ

そうなんですよね。。。改めて、無事で競争生活を終えたディープは、ある意味大変良かったんだと思えるようになりますね。

金子オーナーの、
「 あと一年、ディープのレースを見続けるには、私の心臓は小さすぎました。。。。」
という言葉、重みを持って迫ってきますね。

いつなんどき、レース中の故障に見舞われるかも知れないという不安な思い。
改めて、プリークネスSのBarbaroの骨折シーンでの観客たちの悲痛などよめき、姿、ジョッキーの鞍をもったままうなだれている姿。
なんともたまらない感じですよね。
ライスシャワーの時や、サイレンススズカの時など、あの一瞬にして刺してくる悲痛な気持ち。
やはり、たまらないですよね。

本当に・・・
引退が発表された時には、金子さんを恨んだりしましたけれど、本当におっしゃるとおりですね。


☆ももパパさんへ

Barbaroは、昨年のケンタッキーダービーを無敗で制し、非常に期待されていた強い馬でした。
ですから、2冠目のプリークネスSで骨折してしまい、その後の治療生活においては、アメリカのファンはもとより、多くの日本の競馬ファンからもその治癒の様子は見守られていたと思います。
現在、日本ではほとんどの馬が、これほどの重篤な骨折事故に見舞われた場合は、即、馬への苦痛を無くすためにその場で安楽死処置がなされています。
「予後不良」と記されているものはすべてそうです。
そういった状況の中で、ここまで懸命な治療をし、そして前向きに生き抜いてきたBarbaroと治療スタッフたちの姿は、本当に立派だったと思います。
未来の不幸な馬たちを少しでも救えるものを私たちに残してくれたと思います。


天国に逝ったBarbaroに、ありがとうと心から言ってあげたいです。
by: Jacaranda | 2007/02/01 02:51 | URL [編集] | page top↑

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