jpg NEO Sense of Horse Life いぶし銀の輝き、2冠馬メイショウサムソン

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いぶし銀の輝き、2冠馬メイショウサムソン

samson07.jpg


第73回東京優駿(日本ダービー) 東京 芝2400m(左)。

混戦を制したのは、やはりこの馬、
石橋守騎手騎乗のメイショウサムソンでした。
地味だけれど安定したレース運びという印象は、
皐月賞のレースを観て実感していましたから、本当に良かったと思います。
東京競馬場に集まったファンも、昨年のディープインパクトの優勝とはまた違って、誰もが、
「 本当に良かった。 石橋騎手、おめでとう。 」
と、
実直な職人肌の石橋騎手を、22年目の憧れの「 ダービージョッキー 」に
導いた愛馬メイショウサムソンとともに、レース後の競馬場には暖かい拍手が降り注いでいました。
私も、ゴール後戻ってくるサムソンの愛嬌のある鼻白とピンクと青の勝負服の石橋騎手の姿を見て、目頭が熱くなってきました。
派手なパフォーマンスも無く、武骨な石橋騎手が、サムソンの鞍上で
涙しているのが見えるような気がしたからです。


samson01.jpg
ゴール後、戻ってくるメイショウサムソンと石橋 守騎手。


samson02.jpg
逍遥馬道に入る前に、しばらく佇み・・・


>samson04.jpg
スタンドの観客に向かって、帽子を取って深々と一礼した石橋騎手。

それを受けて、ファンからの一段と高い拍手と歓声が上がっていました。




当日朝まで、東京地方はひどい土砂降りでした。
府中のターフは、きっと重馬場のままだろうなァ。。。と、朝起きて思いました。
しかし、午後から天気は晴れ渡り、レースを迎える頃には競馬の神様が、
18頭の若駒たちにエールを送るように青空をもたらしてくれて
馬場は稍重にまで回復したのでした。

ここのところ、なかなか早く家を出ることができなくて、府中に着いたのが、3時15分過ぎ。
既に、各馬は本馬場入場に向かっているところでした。

今日の私の応援馬は、ただ2頭。
2冠を狙うメイショウサムソンとその僚馬、マルカシェンクでした。
ともに瀬戸口厩舎所属馬。
メイショウサムソンは、先週のダービーウイーク開幕祭の折、石橋騎手の寡黙な中にも、ゆるぎない自信とサムソン号の確かな手ごたえを感じている風で、
”きっと、ダービーも間違いないのではないか・・・”
と確信に近い思いがありました。
当日の馬場コンディションが、相当力のいるレース展開になると予想され、きっとサムソンのあのタフな走りが、彼にとって非常に有利な展開になってくれるだろうと言う期待を持っていました。

そして、マルカシェンク。
ようやく骨折が癒え、クラシック初参戦ですが、前走の京都新聞杯では、上がり3ハロンを、33.0とメンバー中最速でゴールした切れ味を鑑みて、
「もしや・・・2着に・・・」と願いを込めました。




start02.jpg

絶好のスタートを切ったメイショウサムソンと対照的に、マルカシェンクは痛恨の出遅れ。

逃げるアドマイヤメインの作る超スローのラップタイムに、掲示板を見ていた人々の口から、
「 なんだ~~~ぁ??。 遅すぎる~! 」
という声。

ダービー史上最も遅いペースではないかというような、前半1200m通過タイム1分15秒2を刻んでいます。
こうなると、切れ味勝負の後続の有力馬は、なかなか足を使ってしまったのではないかと。。。

道中、見事に折り合っていい感じで進んでいたサムソン。
4コーナーから徐々にペースを上げて、前にいるアドマイヤメインを捕らえにかかります。

( キタゾ、キタゾ~~。)
もう、私は周りの人を気にすることなく、大声で、
「 めいしょうさむそん、メイションサムソ~~ォン! 」
と叫びまくっていました。
200mのハロン棒を過ぎて、もうサムソンの勝利を確信しました。
  
逃げたアドマイヤメインは、何とか2着を確保。
あわや3着かと胸躍らせたマルカシェンクでしたが、やっぱり強い皐月賞2着馬、ドリームパスポートのすごい差し足の強襲で、あえなく4着でした。
でも、よくやったと思います。


テイエムオペラオー以来のオペラハウス産駒の強いG1馬の誕生です。
そして、昨年のディープインパクトに続く秋の3冠に夢をはせることができる喜び。

それまでのスマートなサンデーサイレンス産駒とは対照的な、
野太い安定感のあるメイショウサムソンのあの鼻白の特徴的な面差しの姿は、久々に好きだったビワハヤヒデを髣髴とさせてくれました。
嬉しい、そしてじわじわと感動が沸いてくる素晴らしいダービーデーになりました。

本当に、感動をありがとう! メイショウサムソン。
そして、本当におめでとうございます、石橋騎手。
そして、松本好雄オーナー。
そして、そして来年勇退する瀬戸口調教師の最後の戴冠をプレゼントした喜び。

嗚呼、私はなんて素敵な場面にいたことでしょう。

帰りの京王線の電車の中では、興奮気味のファンの人々の会話が聞こえてきます。

「 自分の惚れた馬が、二冠を取る瞬間に立ち会える幸運なんて、
  早々あるもんじゃないよ! 」

そんな暖かく充実感でいっぱいの車内。
私も胸にこみ上げる新たな涙をそっと抑えていました。


ishibashia.jpg
石橋騎手、本当におめでとうございました!



ダービー全着順
1 メイショウサムソン 牡3 57.0 石橋守 瀬戸口勉 2:27.9 502(-2)
2 アドマイヤメイン 牡3 57.0 柴田善臣 橋田満 クビ 496(-2)
3 ドリームパスポート 牡3 57.0 四位洋文 松田博資 2 462(-2)
4 マルカシェンク 牡3 57.0 福永祐一 瀬戸口勉 クビ 500(+4)
5 ロジック 牡3 57.0 幸英明 橋口弘次 1.1/4 488( 0)
6 アペリティフ 牡3 57.0 和田竜二 坪憲章 1.1/2 480(-4)
7 アドマイヤムーン 牡3 57.0 武豊 松田博資 3/4 478( 0)
8 フサイチリシャール 牡3 57.0 ボス 松田国英 1.1/4 486(-4)
9 トーホウアラン 牡3 57.0 藤田伸二 藤原英昭 1 470(-8)
10 サクラメガワンダー 牡3 57.0 内田博幸 友道康夫 クビ 464(-6)
11 フサイチジャンク 牡3 57.0 岩田康誠 池江泰寿 1.1/4 480(+4)
12 エイシンテンリュー 牡3 57.0 蛯名正義 坂口正則 3/4 482( 0)
13 パッシングマーク 牡3 57.0 北村宏司 浅見秀一 3/4 472(-6)
14 ジャリスコライト 牡3 57.0 横山典弘 藤沢和雄 1.3/4 478(-2)
15 スーパーホーネット 牡3 57.0 川田将雅 矢作芳人 4 432(-6)
16 トップオブツヨシ 牡3 57.0 池添謙一 鶴留明雄 クビ 446(-4)
17 ナイアガラ 牡3 57.0 小牧太 池江泰郎 2.1/2 460(-10)
ヴィクトリーラン 牡3 57.0 安藤勝己 田所清広 中止 476(-2)

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01:35 | レース回顧 | comments (4) | trackbacks (3) | page top↑
マルカシェンク、二度目の骨折 | top | いよいよダービー

コメント

#
ナイスなところを撮られていますね。あ~毎度羨ましい。
「めいしょうさむそん・・・」と叫ぶ姿を一度拝見したいものです。(笑)
兎にも角にも、無事秋を迎えてほしいですね。
by: ぜあみ | 2006/05/30 19:54 | URL [編集] | page top↑
#
おはようさんです。
あのダービーを生で観れるなんて少し羨ましいです(^_^;僕も石橋騎手がヘルメットをとって一礼した時はTVの前で叫んでいました(笑) 瀬戸口調教師や松本オーナーも本当に嬉しそうにしていましたし、こういうダービーもいいもんだなぁ~と思いましたネ。石橋騎手のために東京遠征しまくった河内調教師もきっと喜んでいることでしょう。まさに「人の輪」がもたらした勝利だったように思います。
by: DD | 2006/05/31 06:28 | URL [編集] | page top↑
#
<ぜあみさんへ>
ホントに、今年の関東開催のG1レース、感動をたくさんもらっていますよ。加えて、応援している好きな馬たちが皆、いい結果をもたらしてくれていて、時間を捻出して、(家族を犠牲にして・・・苦笑)毎日曜に出向く価値のある見ごたえのあるレースばかりですよ。 こういうときは、首都圏に住む”地の利 ”でしょうね。 でも、北海道は北海道なり、馬産当地ならではの素晴らしいイベントや引退馬達に直に触れることなど、羨ましいと思うこと仕切りですよ。

>「めいしょうさむそ~~ぉん」、一緒に行く友人が叫ぶ声やら周りの人の叫びやらを聞くうち、段々、回数を重ねるうちに競馬場の雰囲気にも慣れてきたのか、厚顔になってきたのか・・・(笑)、遠慮なく声を出せるようになりましたよ。
最近は、パドック写真を撮りながら、ブツブツつぶやく怪しい女になりつつあります。
とにもかくにも、菊まで無事に行って欲しいと思いますよね。
特に、これから初めての休養に入るようですから特に気をつけて欲しいなあって思っていますよ。 怪力サムソンとは、本当に良くつけたなまえだよなぁ~~って、つくづく思います。
実際、2度のクラシックレースを終えたサムソンを間近に観ましたけれど、ほんとにどっしりしていて古馬の風格さえ漂ってます。それに、とぉっても、まじめで素直な馬のようですよ。
なんか、嬉しくなってますますファンになりました。
by: Jacaranda | 2006/06/01 01:36 | URL [編集] | page top↑
#
<DDさんへ>
いつどんなレースでも生で観ることは、最高に感動しますけれど、いつになく競馬場全体の雰囲気が暖かくて、ファンの皆さんが(馬券は外れたかもしれませんけれど、)みんなが、勝ったサムソンと石橋騎手に惜しみない拍手を送っている感じでしたよ。
素直に「よかったね~~」と皆が口々に言って満足して競馬場を後にしていました。
ヘルメットを脱いで、一礼するのは昨年秋の天覧競馬の天皇賞の時の松永騎手もやっていましたけれど、
騎手の人柄のにじみ出る、自然の行動なのだと思えます。
人馬とも誠実な感じですよね。 22年目の栄光のダービージョッキーになれたという喜びにあふれていました。
尊敬する河内調教師の管理馬を関東に送り込んで、それまで東京で勝鞍の無い石橋騎手のダービーへの勘を掴ませてくれたのも、涙もののお話です。
関係者みんなが本当に助け合った結晶の栄冠でしたよね。
私もウルウルしてしまいましたよ。
これぞ、競馬の醍醐味です。
by: Jacaranda | 2006/06/01 01:51 | URL [編集] | page top↑

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