jpg NEO Sense of Horse Life 2007年04月

春の淀で3冠目 メイショウサムソンここにあり!

tenno-sho-spring2007-netkei.jpg
天皇賞・春2007
写真提供:netkeiba.com



いや~~、もう泣けてきますね。
ディープインパクト次世代の牽引馬として、昨年の2冠馬の意地をみせてくれました。
メイショウサムソン、あんたはエライ!
って、本当にそう思いますよ。

混戦の第135回天皇賞・春、淀の3200mを制したのは、
メイショウサムソンと石橋守騎手。
直線の攻防は、もう必死に声援を送っていました。

内を突くトウカイトリックと外から襲ってくるエリモエクスパイアとの壮絶な叩き合いを
ハナ差で制した凄い勝負根性に胸が震えました。


石橋守騎手のG13勝は、すべてこのサムソンとのコンビで成し得たもの。
そして、管理する高橋成忠調教師にも、初のG1タイトルをももたらしてくれました。
父オペラハウス産駒として、
テイエムオペラオーに続く、天皇賞・春3勝目。
昨年秋、3冠目の菊花賞を惨敗した時には、長距離不適説も流れていました。
悔しい涙を流していただろうサムソンの、
ド根性でもぎ取った今日、3200mの長距離レース制覇。


今日のサムソンは、パドックから、いい気配が漂っていました。
馬体重、-2Kgも好材料。
特に、本馬場入場後、輪乗りしているサムソンは、
首を上下に振りながらメチャクチャ気合充分で、
勝負に挑む覇気が全身からみなぎっていました。

( う~~ん。。。やる気ありすぎ! 折り合い欠いて、すっ飛んでしまわないか・・・???)

と、逆に心配してしまうほど。


レースに入ると、中団で、非常にうまく折り合っているではないか!

( いいぞ! いいぞ!!)

逃げ宣言のユメノシルシがハナを切って進んで行き、
有力どころの一番人気アイポッパーは、後方に控えてしまっている。
デルタブルースが前々で競馬。
2周目の3コーナー下り坂から、早めに動いていくサムソン。
4コーナーを回る時には、既に先頭を伺うほど。

( 早すぎる!?)

いやいや、今日のサムソンは素晴らしかった。
”並んだら、絶対抜かせない!!”という、彼の持ち味を100%発揮したいいレースでした。

石橋騎手の勝利ジョッキーインタビューがまた泣かせてくれました。

「 言葉に言い表せないくらいに嬉しいし、サムソンに心から感謝している。
  少し仕掛けが早いかとも思ったが、力を信じて乗った。
  直線の叩き合いの間は、”がんばれ!”と心の中で言いながら追った。
  この馬の勝負根性は、本当に素晴らしい。
  サムソンに、心からありがとうと言いたい。」




引退した元管理調教師の瀬戸口師が、嬉しそうに駆け寄っていたところが、
TVに映し出されていて、じわ~~っと嬉しさがまた込上げてきました。

さあ、今年の古馬G1戦線を引っ張っていくのは、
やっぱり、メイショウサムソン、あなただよ!

  

第135回 天皇賞(春)(GI)結果

サラ系4歳以上 3200m 芝・右 外
(国際)牡・牝(指定)オープン
発走 15:40
天候:晴   芝:良

1 6 メイショウサムソン 牡4 58.0 石橋守 3:14.1   34.7 516 -2 高橋成忠 2
2 16 エリモエクスパイア 牡4 58.0 福永祐一 3:14.1 ハナ 34.6 502 0 大久保龍志 11
3 12 トウカイトリック 牡5 58.0 池添謙一 3:14.1 クビ 34.4 438 -4 松元省一 4
4 8 アイポッパー 牡7 58.0 安藤勝己 3:14.2 1/2 34.2 456 -2 清水出美 1
5 10 トウショウナイト 牡6 58.0 武士沢友治 3:14.4 1 1/4 35.1 476 -12 保田一隆 6
6 7 トウカイエリート 牡7 58.0 川田将雅 3:14.5 3/4 34.7 488 -2 松元省一 13
7 5 アドマイヤタイトル 牡5 58.0 四位洋文 3:14.6 クビ 35.1 508 -4 河野通文 12
8 13 ダークメッセージ 牡4 58.0 佐藤哲三 3:14.8 1 1/4 35.2 476 -2 佐々木晶三 8
9 4 アドマイヤモナーク 牡6 58.0 村田一誠 3:14.9 3/4 35.0 482 +10 松田博資 16
10 2 ファストタテヤマ 牡8 58.0 武幸四郎 3:15.1 1 1/2 35.3 470 0 安田伊佐夫 9
11 1 マツリダゴッホ 牡4 58.0 横山典弘 3:15.1 クビ 35.6 476 -4 国枝栄 5
12 15 デルタブルース 牡6 58.0 岩田康誠 3:15.2 クビ 35.9 516 -6 角居勝彦 3
13 14 ネヴァブション 牡4 58.0 北村宏司 3:15.4 1 1/2 35.2 470 -2 伊藤正徳 7
14 9 ウイングランツ 牡7 58.0 秋山真一郎 3:15.9 3 36.0 488 -4 高市圭二 15
15 3 ユメノシルシ 牡5 58.0 吉田豊 3:18.1 大差 38.8 496 -2 大久保洋吉 10
16 11 マイソールサウンド 牡8 58.0 角田晃一 3:21.7 大差 42.0 476 -6 西浦勝一 14


タイム
ハロンタイム 13.2 - 11.9 - 11.8 - 11.6 - 11.8 - 11.6 - 11.8 - 13.0 - 12.9 - 12.4 - 13.0 - 12.5 - 11.8 - 11.2 - 11.3 - 12.3
上り 4F 46.6 - 3F 34.8







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凄い脚だ、ベッラレイア!

FloraS2007-netkeiba.jpg
フローラS 2007
写真提供: netkeiba



今日の、東京は朝からすごい強風が吹き荒れていた。
3歳の乙女たちに影響はないのかな・・・
と、心配してしまったけれど、

いや~~!!
凄いレースだった。
オークストライアルのフローラS。
戦前から、鳴り物入りのベッラレイア。
亡きナリタトップロード産駒の筆頭ではないかと期待がかかっていた
この重賞レース。
さて、いったいどんな脚を見せてくれるのだろうかとワクワクしていた。

しかし・・・
パドックの彼女は、前走あざみ賞から-4Kgの馬体重。
でも、なんだかギリギリの仕上げに見えて、ちょっと不安。
それに、少しばかりかかっているようすだったし・・・


レースは、桜花賞5着のイクスキューズが、余裕のハナを切る形で進んでいく。

ベッラレイアはというと・・・
スタートは、なかなかよかったのだけれど、
1枠2番の内枠がたたったのか、それとも折り合って抑えているのか・・・
ずっと、中段後方の内を進んでいる。

( 大丈夫か・・・ )

そのまま4コーナーを回ってくるのだけれど・・・

( ええっ? そんな後方でだいじょうぶ???)

中に包まれたままで、抜け出すのに苦労しているよ~~~(嗚呼。。。)

もう駄目かも・・・
と思ったとたん、なんと直線半ばになってようやく
大外に持ち出してきて、
それからの脚が凄かった。

先週の皐月賞のホウオーなんかは、差し切れそ~~ぉ~~!!
ってゾクゾクしてきたのだけれど、

今日のベッラレイアは、
いや、届かない、とどかないよ~~ぉ!!
うわっ!! 差しちゃったよ!!

っていう感じ。

東京の長い直線が、こんなにもレースに影響するとは、
と、改めて感心した今日のベッラレイアの勝ちっぷり。
最後は、きっちり2頭をまとめて差し切った。

う~~っむ。
うわさどおりの凄い脚だった。
驚異!


それにしても・・・
秋山騎手。
あなたは、ベッラレイアの力を信じ切ってのその戦法ですか?
それにしても・・・

いや、今日のレースは、彼女自身の能力だけで勝ち取った気がするのですが。。。
こんな苦しいレースをさせて、冷や冷やものですが・・・
本番のオークス、反動が出ないことを祈っています。


それにしても・・・
トップロード父さん、孝行娘を出してくれて、
ほんとにありがとう!!
あなたのクラシックの年のような、3強の気配濃厚な牝馬戦線。

昨年のカワカミプリンセスと同じ、鹿毛の体に黒いタテガミ。
遅れてきた逸材、ベッラレイアが、
その名のとおり、「樫の女王」になれるかな・・・


( いや、こんなレースっぷりは、ちょっと心臓に悪い・・・デス。。。)


第42回 サンスポ賞フローラS(GII)


サラ系3歳 2000m 芝・左
(混合)牝(指定) オープン
発走 15:35
天候:曇   芝:良


1 2 ベッラレイア 牝3 54.0 秋山真一郎 2:00.8   34.3 446 -4 平田修 1
2 3 ミンティエアー 牝3 54.0 蛯名正義 2:00.8 クビ 34.4 456 -2 勢司和浩 4
3 10 イクスキューズ 牝3 54.0 北村宏司 2:00.9 1/2 35.6 458 +6 藤沢和雄 3
4 4 ミルクトーレル 牝3 54.0 松田大作 2:01.3 2 1/2 34.6 494 +2 昆貢 8
5 15 ヴィアラクテア 牝3 54.0 内田博幸 2:01.5 1 1/4 34.6 460 +6 藤原英昭 12
6 17 ジョウノガーベラ 牝3 54.0 田中勝春 2:01.7 1 35.6 462 +2 加藤征弘 10
7 11 パッションレッド 牝3 54.0 藤岡佑介 2:01.7 ハナ 35.8 462 -6 松田博資 7
8 14 ザリーン 牝3 54.0 村田一誠 2:01.8 3/4 35.5 422 +2 安達昭夫 11
9 6 ホクレレ 牝3 54.0 横山典弘 2:01.8 ハナ 35.0 456 -12 後藤由之 5
10 12 ウィンナワルツ 牝3 54.0 坂井英光 2:01.9 1/2 35.1 410 -2 森秀行 14
11 16 マイネルーチェ 牝3 54.0 松岡正海 2:02.1 1 35.7 450 -2 上原博之 6
12 8 ランペイア 牝3 54.0 鮫島良太 2:02.1 クビ 35.8 452 -4 松田国英 2
13 1 ディーズメンフィス 牝3 54.0 勝浦正樹 2:02.4 2 36.2 430 -6 藤原辰雄 15
14 13 エーシンパーティー 牝3 54.0 小林淳一 2:02.5 3/4 35.5 444 -2 畠山吉宏 17
15 7 チャイニーズフレア 牝3 54.0 武士沢友治 2:02.7 1 1/4 37.0 460 -2 戸田博文 13
16 9 ホットファッション 牝3 54.0 吉田豊 2:03.1 2 1/2 37.0 466 +4 戸田博文 16
17 5 トウカイファイン 牝3 54.0 後藤浩輝 2:03.7 3 1/2 37.8 466 +2 後藤由之 9


タイム
ハロンタイム 12.7 - 11.8 - 11.9 - 12.0 - 12.5 - 12.2 - 12.2 - 11.4 - 11.6 - 12.5
上り 4F 47.7 - 3F 35.5


23:06 | レース回顧 | comments (5) | trackbacks (1) | page top↑

清々しい逃げの勝利だった皐月賞

satsukisho2007-02-houchi400.jpg

皐月賞 2007
写真提供:スポーツ報知



日曜は、牡馬3歳クラシック第一戦、皐月賞だった。

左足首を捻挫していて、久々にリアルタイムでレース観戦できた。
やっぱり、クラシックは特別な雰囲気がある。
華やかで、さわやかで、本当に春爛漫といった感じだ。
仕事をお休みしているので、最後まで中山に出向こうかと迷いながら、
それじゃあ、本末転倒だ!と思いとどまる。

結果は、7番人気のヴィクトリーの逃げ粘り勝ちだった。
それにしても、負けて強しの3着に吹っ飛んできたフサイチホウオー。
直線は、ぐんぐんと速度を増し、見ている私は、

”ホウオー、差せる、差せる~~!!”

と叫んでいた。
4角周って、直線を、並み居る他馬をごぼう抜きで迫ってくる。
メンバー中最速タイ(オーラも同タイム)の上がり3F33秒9の脚は、凄かった。

中山の短い直線が、運を分けた感がある。
ハナ、ハナ差の上位3頭の決着。

しかし、きっと、ホウオーは、東京の長い直線で、突き抜けてくるだろう。
ダービーの最有力候補は、やはりフサイチホウオーだろうと確信した。

パドックの彼も、-10Kgとはいえ、それは、前走共同通信杯での
太め残りの体からすると、ちょうどいい感じだったし、
18頭中、やはり堂々としていて、王者の風格が漂っていた。
お父さんのジャングルポケットと同じ1枠1番、共同通信杯からのぶっつけ。
結果も、父と同じ、皐月賞3着とは。。。
次こそは!
である。


一方、
勝ったヴィクトリーは、テン乗りの田中勝春騎手の名騎乗だろう。
追い切りで、調教助手を振り落として、坂路を駆け上がった
気難しい気性のこの馬を、うまく気分よく走らせての、
最後の粘り腰を見せる、実力100%を引き出した嬉しい勝利だった。

TV解説の井崎さんがおっしゃっていたけれど、
田中勝春騎手が乗った馬で、口を割る馬はいないほど、
それほど、上手に馬の気分を損なわずに騎乗できる人なんだそうだ。

そんな田中カッチー騎手、なんと中央G1制覇が、
1992年の(あの懐かしい!)ヤマニンゼファーの安田記念以来、15年ぶりとのこと。

勝ったヴィクトリーとフサイチホウオーが並んで、
ゆっくりターフから戻ってきたところがTVに映し出されていたけれど、
ヴィクトリーを向かえにきた、女性厩務員さんと若い調教助手さんの二人が、
もう嬉しさではちきれんばかりの笑顔見せていた。

何度観ても、爽やかで、いいシーンだ。

花輪をつけて表彰式を終えたカッチー騎手が、大先輩の岡部幸雄氏を見つけて、
思わず抱き合っていた姿がとても印象的だった。
カッチーといえば、バランスオブゲームとのコンビが強烈だったけれど、
そういえば、バラゲー君も癖のある荒削りな男馬だったなあ。。。
バラゲー君の悲願の天皇賞・秋G1を前にしての無念の引退もあった。。。
おまけに、兄、リンカーンの果たせなかった夢のG1を弟が戴冠だなんて・・・
なんだかこちらも泣けてくるほど嬉しくなる勝利ではないか。



一番人気だったアドマイヤオーラも、皐月賞を見る限り、
フサイチホウオーを超えることは出来ないという気がするし、
パドックで注目していた、フライングアップルや
応援していたドリームジャーニー、ニュービギニングは、完敗っていう感じだけれど、
とても清々しい風が吹き抜けたいいレースだった。



F-ho-o-kyodo01.jpg
フサイチホウオー
共同通信杯パドック 2007


嗚呼、
ダービー、生で見に行きたいなぁ!



第67回皐月賞(G1)全着順

サラ系3歳 2000m 芝・右
牡・牝(指定) オープン 定量
発走 15:40
天候:晴   芝:良

1 17 ヴィクトリー 牡3 57.0 田中勝春 1:59.9   35.9 476 0 音無秀孝 7
2 9 サンツェッペリン 牡3 57.0 松岡正海 1:59.9 ハナ 35.7 466 -8 斎藤誠 15
3 1 フサイチホウオー 牡3 57.0 安藤勝己 1:59.9 ハナ 33.9 506 -10 松田国英 2
4 15 アドマイヤオーラ 牡3 57.0 武豊 2:00.1 1 1/2 33.9 444 -2 松田博資 1
5 10 メイショウレガーロ 牡3 57.0 福永祐一 2:00.2 1/2 35.4 456 +2 小島太 11
6 2 ローレルゲレイロ 牡3 57.0 藤田伸二 2:00.2 クビ 34.6 464 -4 昆貢 9
7 12 アサクサキングス 牡3 57.0 武幸四郎 2:00.4 1 35.6 486 -2 大久保龍志 6
8 6 ドリームジャーニー 牡3 57.0 蛯名正義 2:00.5 クビ 34.1 410 -6 池江泰寿 3
9 18 ココナッツパンチ 牡3 57.0 吉田豊 2:00.5 クビ 34.5 456 -14 大久保洋吉 4
10 3 マイネルシーガル 牡3 57.0 後藤浩輝 2:00.6 1/2 35.2 502 -2 国枝栄 12
11 8 ナムラマース 牡3 57.0 藤岡佑介 2:00.8 1 1/4 34.7 462 +4 福島信晴 5
12 16 フライングアップル 牡3 57.0 横山典弘 2:01.0 1 1/2 35.3 504 +2 藤沢和雄 8
13 7 サンライズマックス 牡3 57.0 池添謙一 2:01.1 1/2 35.0 432 -6 増本豊 13
14 4 ブラックシャンツェ 牡3 57.0 上村洋行 2:01.2 1/2 35.3 492 -12 長浜博之 18
15 11 ニュービギニング 牡3 57.0 四位洋文 2:01.3 1/2 34.7 436 0 池江泰郎 10
16 5 フェラーリピサ 牡3 57.0 岩田康誠 2:01.3 ハナ 36.0 496 0 白井寿昭 14
17 13 モチ 牡3 57.0 川田将雅 2:01.8 3 35.4 494 -4 田中章博 17
18 14 エーシンピーシー 牡3 57.0 柴田善臣 2:02.1 2 37.0 468 -4 久保田貴士 16


タイム
ハロンタイム 12.2 - 11.2 - 12.1 - 11.6 - 12.3 - 12.3 - 12.3 - 11.6 - 12.0 - 12.3
上り 4F 48.2 - 3F 35.9


18:13 | レース回顧 | comments (2) | trackbacks (5) | page top↑

ホクトベガとメジロマックイーンの命日

April-3rd-200702.jpg




診療業務に追われている私は、
ほとんどまったく競馬界の動きを把握する余裕のないほど。
すっかり、生活の激変だ。
それでも、日曜出勤前、しっかりTVのビデオ予約をして出かけた。

帰路の電車のなかで、さて、今日の産経大阪杯の結果はいかに・・・?
と、携帯の競馬ニュースをチェックする。
前日3月31日深夜行われた、ドバイWCの各レース結果もその時知った。

まず、
日曜阪神。
大阪杯でのメイショウサムソンの久々の横綱レースでの優勝が
嬉しかった。

そして、そして
今年もまた、世界に羽ばたくニューヒーローの誕生だ。
ドバイ・デューティ・フリー(G1)芝1,777mのレースで、
アドマイヤムーンがついにやってくれた。
そして、ダイワメジャーも3着。

昨年ノシーマクラシックのハーツクライといい、
古馬になっての才能全開という、強い競馬だった。


そんな、華やかな浮き立つようなドバイ・ナドアルシバ競馬場からの
ニュースは、
どうしても、今日10年目の命日を迎えたホクトベガのことを思ってしまう一日だった。
そして、昨年自身の誕生日に逝ってしまった名ステイヤー、メジロマックイーンのことも・・・
マックイーンとの名コンビだった武豊騎手騎乗のアドマイヤムーンが走り抜ける、
夜間照明に輝くナドアルシバ競馬場を思い浮かべると、
2頭の忘れられないこの馬たちのことがことさら記憶によみがえってきた。


毎年この4月3日は、花を買って仏壇に飾っているのだけれど、
今年から、2頭分を心を込めて選ぶ。
今日は、ホクトベガの勝負服(黄色X水色)に合わせて黄色と
マックイーンの勝負服だった緑X白の緑色のラナンキュラスの花を買ってきた。

新しい病院の業務で、余裕のない毎日。
その中で、こうして
嬉しい、メイショウサムソンの復活ニュースや
ホクトベガやマックイーンの存在を確認して、
競走馬たちからもらう深くて温かい癒しを実感する。
疲れ切った、でもほっとする休日前の夕食の時間に
改めてここ一週間の競馬ニュースを読み直し、
ドバイの結果を一頭つづていねいに読んでいくうちに、
涙が出そうになった。

さらに4月1日日曜日には、
久々にマックイーンの遺児、ホクトスルタン号が、福島10Rひめさゆり賞(3歳500万)で優勝してくれたしね。

なんだか、嬉しい。
そして、競走馬がいとおしいって思える。

いろいろ、現世に生きる、おろかな人間の私を
そっと、いやしっかり元気を取り戻させてくれる存在だ。
自信を無くしそうになる私に、背中を後押ししてくれるような
そんな不思議なエネルギーをもらえる。


そして、そし・・・
ホクトベガよ。
私も、あなたのようなかっこいい”キャリアウーマン”を
もう一度目指すよ。
そして、いつか本当にドバイまで逢いに行くよ。

いろんなことあるよね。
でも、あなたのように、男馬を蹴散らして、威風堂々かっこよく
人生を走り抜けたいよ、
私もね。

どこまで行けるか、判らないけれど
努力してみるよ。


4月3日。東京は、雨。
桜の花もしっとり濡れて、優しい色をはなっていたよ。






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