jpg NEO Sense of Horse Life 2007年02月

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48歳の決断

K.Princess02.jpg
優勝して引き上げてくるカワカミプリンセスと本田優騎手 
オークス 2006


昨日の15日、JRAから、2007年度の騎手、調教師免許試験の
合格者17人(騎手10人、調教師7人)が発表された。

その中には、
昨年の牝馬クラシック2冠馬カワカミプリンセスの主戦騎手だった
本田優騎手の調教師合格と、
笠松競馬所属、安藤光彰騎手のJRA騎手合格”48歳の転機 ”が、
特別印象的だった。

ともに、48歳。

特に、本田騎手の場合は、
昨年のカワカミプリンセスのエリ女杯の一着入線、そして12着降着
という不本意な結果を残したまま、
「 年内引退!?宣言 」もあったりして、、、
古馬になった今年のカワカミプリンセスの動向とともに、
私としては、本田騎手のことは非常に気になっていた存在だった。
その、エリ女杯の降着決定の後のインタビューでは、

「 馬には罪はない。 自分を処分してくれるならどんなことでも受けるから、
  どうか馬にだけは。。。と懇願したのだけれどダメだった。 」

と、答えていたその無念な胸中を推し量って、
馬に対する愛情が伝わってきて、来年(2007年)もカワカミプリンセスに騎乗して、
その真の実力を見せて欲しいものだと思っていたし、
( もしかすると。。。本田騎手もあともう一年くらい、
  せめてエリ女杯再挑戦で、きちんと結果を出してからの引退か・・・)
と、希望的観測を持っていたのだけれど。。。

「 騎手引退 → 調教師転向 」という路線は、すでに一年前から決めていたことのようなので、
カワカミプリンセスに出会っていても、意志は変わらなかったということか・・・

それにしても。。。
本田騎手は、2月の乗鞍の残る2週、17日の京都記念(マイソールサウンド)、
24日のアーリントンC(ローレルゲレイロ)を最後に騎手生活にピリオドを打ち、
3月から(早速!)調教師開業ということだ。

( 厩舎開業規定とか、よくわからないけれど。。。
  合格したら、即開業しなくちゃいけないんだろか・・・???)

う~~ん。。。
3歳牡馬クラシックの有力馬、ローレルゲレイロも、カワカミプリンセスも
なんとなく「 騎手:本田優 」というのがピッタリだった気がしていて、
(私が勝手にそう思っている。。。)残念だと思うのと同時に、

「 はっきり言って(騎手に)未練はないです。」(報知新聞記事より

って、そんなキッパリ言っちゃうとねぇ。。。
カワカミプリンセスの降着劇のモヤモヤ感が払拭できないよ~~!
そう言っちゃあ、身もふたもないでしょう・・・・?、本田さん!!
(って、思ったのは私だけ??)




anmitsu-JRAJ-hochiN.jpg
安藤光彰騎手
JRA騎手合格の報を受けて満面の笑顔
写真提供:報知新聞



一方、念願の騎手合格に喜びを素直に表現している安藤(光)騎手は、
とても爽やかな印象で、こちらもなんだかうれしくなってくる感じ。

すでに中央転向して大活躍中の弟、安藤(勝)騎手のお兄さんが、
果敢な挑戦で夢をつかんだ。
目指した理由が、中央の華やかさに憧れたというような単純なものではない。
地方競馬の抱える存続問題。
所属する笠松競馬の行く末も「試験的存続」という不安定なもの。
そういう中での2年前の決断だったそうだ。
2度目の挑戦での合格。

「 減量は苦にならないし、体も全然大丈夫。
  パワフルで思い切った自分のスタイルで頑張る。
  自信はある。」

という、地方競馬のベテラン騎手の力強い中央デビュー宣言。
どうか頑張って欲しい。


二人の、” 48歳の決断 ”。
48歳で、「 やることは全部やって未練はない。」と騎手生活を終える人。
「 体も全然大丈夫、これから頑張る。 」と新たな騎手生活に挑む人。
と、人生は悔いなきものにしなければという思いを、
このお二人の会見記事を読んでしみじみ感じた。

3月からのお二人の新しい出発に幸あらんことを!!



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18:31 | 競馬関連ニュース | comments (2) | trackbacks (0) | page top↑

インパーフェクト、弥生賞へ

imperfect-kyodo03.jpg
インパーフェクト
共同通信杯パドック 2007



共同通信杯、きさらぎ賞と続々とクラシックロードが動き始めました。
きさらぎ賞、注目のオーシャンエイプス。
武騎手が、追い切りの様子を称して、

「 軽く飛びましたね。」

と、いう評価で、
俄然マスコミが色めき立ったのですが。。。
残念! 4着という結果でした。
なんとなく、ニュービギニングクラスか。。。(失礼!)
と、ちょっと出鼻をくじかれた感じ。
結構、私自身も期待していたんですよね。
ディープの背中を知る武騎手が、言う言葉だったので。。。


で・・・・・
我が応援馬、インパーフェクト君の次走が、な~~んと!!
3月4日の弥生賞とな!?
今日の、ネットニュースの見出しを発見して驚いているところです。
( 嗚呼、失敬なファンですね。ゴメンネ、インパ君。)

弥生賞って言えば、かのドリームジャーニー様が出走予定なんですよ!
アドマイヤオーラも・・・
権利取り??
いや・・・・
大先輩コスモバルクは、そりゃあ~~、すばらしい勝ちっぷりでしたよ。
このレースでね。。。

でもね。。。
いや・・・
秘めた能力は、”ある”・・・と認めますよ。。。
でもね。。。
その後、皐月に向かうんですよね。。。?
皐月に出たいんですよね。。。?

いえ・・・
頑張ってね!
としか言えません。
いえ!
こうなったら、死に物狂いで応援しますから!
ええ!

( なぁんて・・・共同通信杯のパドック写真を見ていたら、
  ダイジョウブ?って、声かけたくなるような、華奢な感じなんですもの。。。)

インパーフェクト、
手足が長く見えるってことは、まだまだトモの筋肉が未発達ってことなのかな。。。
って・・・

とにかく、大器晩成ってことでね。
気長に見守っていきます、ハイ!(笑)



23:43 | 現役牡馬 | comments (3) | trackbacks (0) | page top↑

共同通信杯観戦

F-ho-o-kyodo03-400.jpg
フサイチホウオー 1着


よく晴れた日曜日。
競馬観戦には絶好の天気。
Barbaroの死の喪失感のような感情で日々を暮らしていても
「 これではいけない! 」
と、自分に元気をつける気持ちもあって、
昨年の有馬記念以来の競馬場に出かけました。
午前は、所用があったのでメインレースのパドック観戦に何とか間に合う位の時間。

もちろん、目的は共同通信杯観戦。
ここのところ、ずっとG1デーしか出向いていなかったせいもあって
日曜の東京競馬場は、人もちょうどいいくらいの賑わい。
パドックでも、
( さて、どこから写真を撮ればいいかなぁ。。。)
と、余裕の撮影場所探し。
晴れた早春の太陽が、ちょうどまぶしい位に低くパドックに降り注いでいたので、
珍しく掲示板を正面にしての、2F席からの撮影になりました。


F-ho-o-kyodo02.jpg



この日の共同通信杯は、9頭立ての少数精鋭の出走。
もちろん、ここまで3戦3勝無敗のフサイチホウオーと
ディープ伝説継承馬とも期待されている、弟ニュービギニングの無敗対決を観に来た人たちもいるけれど、
私のように、「 今日も好きな馬を応援している。」という
まるで今年のJRAのCMみたいなファンもいるわけで・・・

そう!
ホッカイドウ競馬時代から期待をこめて応援している、
(地)川崎競馬所属、インパーフェクト君の走りを観るため。
というか・・・
彼の姿をカメラに収めるために。

いえ。。。有馬の日、ホープフルSにも出走していたんですけれどね。
なんだか、あの日は、あわただしくレースだけを大勢の観客の中で
やっとの思いで観たという記憶しかなくて。。。(苦笑)



imperfect-kyodo02.jpg
インパーフェクト


imperfect-kyodo04.jpg


インパーフェクトは、父ナリタトップロード譲りのきれいな栗毛で、
すごく可愛い眼をした馬という印象。
手足が長くて華奢な感じで、とてもガツガツと勝負に挑む感じがしないのです。
派手なショッキングピンクのメンコがとっても目立ってました。
なんだか、まだまだ少年っぽいです。



おおむね、共同通信杯のパドックは、これが3歳牡馬の周回!?
とびっくりするくらいの、終始静かで落ち着いたパドックでした。
そんな中、
1番のニュービギニングが、黒いメンコをつけて、一頭だけ離れて周回しています。

( なんだか、みんなおとなしいなぁ。。。)

そんな中でも、やはり一頭抜けてよく見えたのが、フサイチホウオー。
闘志満々で、+10KG増もあってか、トモが太くてがっしりとした印象。



new-beginning-kyodo01.jpg
ニュービギニング



furioso-kyodo01.jpg
フリオーソと内田騎手

4番人気フリオーソは、初の芝のレース。
( 何で外国人のひとが??)と思ったら、そうそうダーレージャパン所属馬でしたね。
ものすごくピカピカの美しい馬体。
しかし・・・いかにもダート向きの体つきでしたけれどね。。。
今後も芝に挑戦するのかな・・・


directC-kyodo01.jpg
ダイレクトキャッチと北村騎手   2着


Fapple-kyodo02-400.jpg
フライングアップルと岩田騎手   3着



レースは、ニュービギニングとインパーフェクトがあえて後方待機なのか・・・
はたまた、ついていけてないのか。。。

淡々としたレース展開のなか、中段追走で絶好の手ごたえで回ってくるフサイチホウオー。
直線向いてくると、いい脚であがってきます。
鞍上の安藤騎手が、1発2発と鞭を入れると、左によれそうになって。。。
( あとでパトロール映像を見てみると、よれることなく真っ直ぐ走ってきてましたけどね。)
ゴールまで、2度ほど手前を替えてはいるけれど、
内を走るフライングアップルを直線半ばで捕らえてからが強かった!
大外一気の怒涛の追い込みで迫ったダイレクトキャッチをも、
ホウオーの、” 並んだら絶対抜かせない !”
というすごい根性にねじ伏せられた感があり、2着。

やっぱり強かったですね、フサイチホウオー。
今日は、着差以上の強さを見せてくれました。
クラシック候補の筆頭でしょうね。


インパーフェクトも、最後はよく伸びてくれました。
5着。
なんとか、今後のトライアルで頑張ってもらって、春のクラシック出走を願うばかりです。



今日は、返し馬を見たり、周囲の人たちの話していることやらを楽しむ余裕があるくらい。
ちょうどいい具合の人出でした。

そうそう、今回のレープロには、
テンポイントの「東京4歳ステークス(旧:共同通信杯)の写真が表紙を飾っていました。
感慨深いです。。。



共同通信杯結果
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20:27 | レース回顧 | comments (9) | trackbacks (4) | page top↑

Barbaroの8ヶ月に渡る闘病がもたらしたもの (2)

Barbaro-Jul14-03.jpg
骨折手術後、Dr.Richardsonにひかれて馬房に戻るBarbaro
May 21,2006
Photo by Penn


Barbaroの8ヶ月に渡る治療について、
獣医学的観点からその貢献=価値についてまとめてみたいと思います。


カルフォルニア大学、ディビスの馬医療センター長のDr.Gregory L. Ferraroや
アメリカ獣医師会のスポークスマンは、こう述べています。

「 Barbaroのオーナー、調教師そして獣医師団の決断と功績をたたえます。 
ほぼ絶望と思われていた骨折から、可能性を信じて彼をここまで回復させたことは、
他の多くの獣医師たちに、今後、馬の骨折治療に対する有効な示唆を与えてくれました。
治療開始当初から、ドクターを初めとしてオーナーや調教師は、馬の骨折治癒過程において、
体重負荷の問題で蹄葉炎などの炎症に襲われる可能性、
そして、その痛みのひどさのために、
今までほとんどの獣医師がその治療に不安を持っていたということは十分に認識していました。
そのため、彼らはその蹄葉炎を徹底的に回避するための処置を行ってきました。」

「 蹄葉炎は、競争馬にとって、1800年代から長い間不治の病とも言われてきました。
Barbaroの蹄葉炎予防処置は、体重のバランスを保つことを主に対処されてきました。 
しかし、他の馬の場合は、この恐ろしい病気を回避するために、
薬による対応であるとか体重負荷を軽減するための食餌制限などの方法をとってきました。
蹄葉炎は、いまだその発生病理学的には未知の部分もあり、
それがこの疾病を予防したり、治療する方法を困難にしている原因のひとつです。
今回のこのBarbaroの治療は、結果的には成功しませんでしたが、
今後の臨床獣医学において、確実に疾病の解明研究に役立っていくものです。」

「 加えて、1200ポンド(約500Kg)にもなる馬の体重を支える脚の負傷からの回復が
いかに困難なことであるかということを、私たちに改めて考えさせてくれました。
それは、残念ながら馬の持つ生理学的な問題であるわけです。
もし、人間が同じような骨折をした場合は、
何週間ももベッドに寝たきりでいなければならないほどの大変なものです。」

今後、世界中の獣医師たちは、Barbaroに施された体重バランス保持の方法や
ペインマネージメントから、多くのことを学ぶことができるでしょう。
また、骨折部位の固定に使用された改良プレートやボルトの使用。
手術の際の麻酔から安全に回復する術など、
その他にも多くの学ぶべき技術があります。
馬の麻酔時の覚醒期に馬が暴れて、そのためにまた新たな骨折を招く例があるからです。
それになにより、Dr.Ricardson自身の骨折手術技術の素晴らしさも忘れてはならないことです。
そのスキルは、通常の整形外科技術をはるかに越えるものです。
もちろん、Barbaro自身の聡明な治療に取り組む姿も忘れてはなりません。
スリングで過ごしている時も、彼は上手にバランスを取っていました。
そのため、治療の期間中、スタッフは、ずっとBarbaroの治療が長期に渡っても
安心して取り組むことができたのです。

しかし、それがすべての馬に応用されるとは残念ながら言えません。
馬主が喜んで、この大きな動物に治療費を支払うことをいとわないことと、
馬が頑強で健康であることが必要です。

残念ながら、Barbaroのようなケースは稀です。
彼の血統、裕福な馬主。
実際、Barbaroの治療中にもアメリカ国内はもとより世界で多くの馬たちが、
このような骨折事故の際、予後不良として安楽死処分されていったのです。
その経費は、初診に支払われるお金だけでおよそ数千ドル。 
一人の子供が一年間にかかる教育費に匹敵する金額です。


そして・・・
どんなに努力をしても、治る希望が失われた時は、やはり
「安楽死」という方法しかないという現実が立ちふさがっていることを
今回のBarbaroから学んだことの一番大事なことであるということを
私たちは忘れてはいけないと思います。

あの悲しい最期をどうにかして今後の馬たちから回避してやる方法を
見つけ出す努力
それをしていかなければならないと思うのです。
それは、その方法が見つかるまであきらめずに努力をしていかなければ
ならないのです。
強く、そう思います。


ニュースソース:"Barbaro's injury highlighted problems, medical advances"


lineblue02.gif


いまだに、ふと気がつけば、眼の奥が熱くなってきてしまうのですが、
彼の闘った8ヶ月の存在を決して忘れることのないように
過ごしていかなければ。。。
そう自分自身に叱咤する毎日です。



Barbaro-end-Jan29-2007Yahoo.jpg
New Bolton Center on Jan.29, 2007

We will continue to treat Barbaro aggressively
as long as he remains bright, alert and eating.


by Dr.Ricardson
Jan.28, 2007
我々は、Barbaroが生きる意欲に溢れていて食欲がある限り、懸命に治療を続けていく。

"I can't take this anymore."

he said on Ja.29, 2007.
彼にはもうやれることはすべてやった。
もうこれ以上は無理だ。





18:00 | Barbaro関連 | comments (0) | trackbacks (1) | page top↑

Barbaroの8ヶ月に渡る闘病がもたらしたもの (1)

Barbaro-barn-in-Fair-Hill-May10-2006Yahoo03.jpg
Barbaro-barn-in-Fair-Hill-May10-2006
Photo by Yahoo ! Sports



8ヶ月に渡るBarbaroの闘病生活の終焉を迎えた29日から少しずつ日が過ぎていきます。
私のこのブログにも多くの方が訪問され、コメント残してくださいました。
ありがとうございます。

そして、そういった様々なご意見や感想の中から、どうしてもまとめてお話したいことがあります。

それは、

「 Barbaro のこの8ヶ月間は、果たして価値あるものだったか? 」

という疑問に対する私の答えと考えについてです。

"Was it worth ?"

29日の会見で、主治医であるDr.Richardsonに向けられた記者団の質問に、
彼はきっぱりとこう答えました。

" He had many happy days."


"People face tough odds every day, and sometimes we can't beat them. But Barbaro has been a testimony not only to a great horse but to what we look for in everyday life -- the ability to face up to the challenge.

「 私たち人間は、日々困難に直面します。 
 そして、人はそれらの困難に打ち勝つことができないこともあります。
 Barbaroは、私たちが日常生活の中で模索しているもの
 --挑戦する力--
 を、身をもって示してくれたのでした。」
   ピムリコ競馬場代表兼メリーランドジョッキークラブ最高責任者Lou Raffetto氏の弁


ニュースソース:
 "Richardson: Barbaro 'had many happy days"
Barbaro's injury highlighted problems, medical advances




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こういった、Barbaroの8ヶ月間は価値あるものだったと評価する一方で、
結局苦しんだ末、安楽死になるのであれば、骨折してすぐにそうしておけばよかったのではないか、
と考える人もいます。

確かに、Barbaroを治療することは経済的にも、馬自身の肉体的にも
大変なリスクを冒すことであるため、
動物愛護団体など動物の権利を主張する人々の中には、無謀なリスクを抱える闘病をさせるよりは、骨折後すぐさま安楽死させるべきであった。 
いやそれ以上に、競馬そのものを止めるべきであると極論的に主張する人もいます。

しかし、私は、やはり彼を救うために努力したこの8ヶ月間は、
決して無駄ではなかったと確信しています。

オーナーであるJackson夫妻ももちろん、少しでもBarbaroが痛みに苦しみだしたら、
すぐさま治療を止めて安楽死させるように望んでいましたし、
主治医Dr.Ricardsonも、同じ考えのもとで治療にあたっていました。

馬の骨折の治癒が成功しない大きな壁は、”蹄葉炎”であることは、
当然考慮に入れており、蹄葉炎を併発させないために、様々な保護器具の装着、
そして何より最も恐れる「 激痛 」対処法については、
あらゆる可能性を持って最善の方法を施していました。
ペインコントロール=激痛緩和剤の処方です。
幸い、Barbaroのペインコントロールは、骨折手術後から功を奏し、
術後すぐに普通に馬房に歩いて戻ってこれるほどでしたし、
何より、7月の左後脚の蹄葉炎発症の際、蹄の80%以上を切除したあとも、
Barbaroは、痛みを感じることなく元気に過ごしていました。
( 生爪を80%以上はがしている状態を想像してみてください、
おそらく人間にとっても耐え難い激痛です。
繊細な馬の場合は、もっと大変な痛みであることは想像以上だろうと思います。)

つまり、大事なことは、
Barbaroは、あの死の直前の一夜までは、痛みを(ほとんど>感じることなく元気に生活を続けていたことなのです。
無理に痛みをこらえていた訳ではないのです。
むしろ、初めて耐えられない痛みのために横になって一睡もできなかった
Barbaroをみて、
すぐに安楽死を決定した、というほどの迅速な決断だったとも思えるのです。
ですから、
私は、彼の過ごした8ヶ月間は、この点においても決して可哀想な思いをさせたということはなかったと理解しています。
事故後すぐに安楽死しないで、可能性に挑戦して行った日々は、
決して決して、無駄ではなかったといえるのです。


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09:36 | Barbaro関連 | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑
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