jpg NEO Sense of Horse Life 2006年08月

ラインクラフトが死亡

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ヴィクトリアマイル パドック 2006

今日の午後、
TV東京の競馬中継で、16日のベガ死亡のニュースが流れて来た。
そのTV画面で、ベガの牧場でのお母さんの姿を偲んでいたら。。。
続けて、女性アナウンサーが、

「 もう一つ残念なニュースです。
  2005年の桜花賞NHKマイルCを制した・・・ 」

と・・・

( えっ? 何? 何? うそでしょう?? )

ラインクラフトが、今朝の調教中に、急性心不全で死亡したというのだ。

なんということ、なんということだ!
ラインクラフト、まだ4歳なんだよ!

マイル戦線では、不動の強さを誇っていた彼女。
これから秋競馬でも主役になり得る存在だった。

なんだか、にわかに信じられない気持ちだ。
同期のオークス馬、シーザリオが引退し、
ライバル、エアメサイアとの戦いもまだまだこれからだったんだよ!
そして、
来春、引退決定しているダンスインザムードとの再決戦もあったのに。
どうして、どうして。。。


JRA発表記事
~ ラインクラフト号の死亡について 

昨年の桜花賞(GI)、NHKマイルカップ(GI)を制したラインクラフト号(牝4歳 栗東・瀬戸口 勉きゅう舎)は、本日6:00ごろ、放牧先のノーザンファーム空港牧場において調教中、直線走路にて脚色が乱れたため下馬したところ急に倒れ、急性心不全により死亡したとの連絡がありましたのでお知らせいたします。




額の稲妻みたいな流星と
牝馬変則2冠を達成したあなたの偉業は、
決して忘れないよ。

ラインクラフトよ、どうか安らかに。。。 


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NHK マイルC 2005
ラインクラフトと福永騎手。 牡馬を蹴散らして、かっこよかったよ!
写真提供: yahoo! sports


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19:53 | 現役牝馬 | comments (12) | trackbacks (1) | page top↑

西の一等星、ベガ逝く

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桜花賞 1993
写真提供:msn.スポーツ


93年の牝馬2冠馬、ベガが昨日16日午後2時、亡くなった。
けい養先のノーザンファーム早来牧場で、
夜間放牧中のアクシデントで転倒、くも膜下出血だったそうだ。

う~~~ん、、、ショックだ。。。
1993年という年は、私にとってはある意味、人生のエポックタイムだった。
そういう年のクラシック戦線で活躍していた馬達は、どの馬にも思い入れが深い。
そんな馬たちの1頭だったベガが逝ってしまった・・・


1993年、牝馬クラシックロード、桜花賞、オークスを鮮やかに制し、
続く3冠目のエリザべス女王杯( 現・秋華賞 )は、
「 ベガはベガでもホクトベガ! 」の名実況で有名になった
ホクトベガに負けての3着という成績だったベガ。


現役時代の成績も素晴らしかったけれど、
引退して繁殖牝馬としても、アドマイヤベガやアドマイヤボス、アドマイヤドンなど
優秀な子供達を輩出してきた名牝だったのに・・・



16歳。

額にある七つのスポットが特徴的な愛らしい馬だった。
幼いころは、前脚が曲がっていて、競争馬としてはどうか・・・?
というようなハンディを抱えていたのだけれど、
デビュー後、特に桜花賞トライアルのチューリップ賞の圧勝劇で、
一躍クラシックホースに名乗りを上げて、武豊騎手とのコンビも
話題をさらい、1993年のヒロインだった。

彼女の初年度産駒で孝行息子だったダービー馬、故アドマイヤベガも好きな馬だったなぁ。。。
これからは、天国から親子で、日本の競馬界を見守っていてください。

合掌。


ベガ

父馬 トニービン 母馬 アンティックヴァリュー
母父馬 Northern Dancer
生年月日 1990年3月8日
鹿毛
馬主 吉田 和子 生産者 社台フアーム
戦績 9戦4勝 2着1回
所属 松田博資
JRA賞 最優秀4歳牝馬(1993)
主な勝ち鞍 : 桜花賞 優駿牝馬 (オークス)


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桜花賞優勝レイをかけたベガ ( 額のスポットが特徴 )
写真提供: RACINGFIELDS.com




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18:23 | 競馬関連ニュース | comments (4) | trackbacks (1) | page top↑

Barbaro、ICUから外に出て歩く

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久しぶりの新鮮な空気の味は格別!
Barbaroは、自分で草を食べ暖かい天気を楽しんだ。
順調に回復してきた脚をのびのびとさせるB arbaroとDr.リチャードソン

Photo by Penn Veterinary Medicine for Press

先週水曜日のこと。
5月下旬の骨折手術以来ほぼ3ヶ月、ずっと集中治療室内で過ごしてきたBarbaroが、
初めてICUを出て近くの芝地で散歩をしました。

左後肢の重篤な蹄葉炎も回復に向っています。

今週月曜日の電話インタビューで、主治医Dr.ディーン・リチャードソンは、

「 このように彼がICUから出て外を歩けることは、大変飛躍的な変化です。 
普通の馬がするように外を歩いたり、草を食べたりすることは、Barbaro自身にとって、非常に気分の良いことなのです。」

「 しかし、これは彼が完全に治癒したということではありません。
  現時点においては、順調に推移しているということに過ぎないのです。」

今後、Barbaroは、ICUから出て隔離した芝地内で、毎日約15分~20分間、
歩行運動をしていきます。

「 初めて外に出した時、彼が恐怖心を持つのではないかと想像していました。 
しかし、我々のそういった予想に反して、
久しぶりに外の新鮮な空気を吸ったBarbaroは、非常に幸福そうに見えました。
そして、彼は毎日散歩したがっているようにも見えます。 
これは、健康な馬であればしごく当然のことです。 
馬は外で過ごすことを好むからです。」


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こちらの映像で、
Dr.チャードソンが、Barbaroを歩かせ、草をはむ姿を見ることが出来ます。

Yahoo! News の右下にある”NEWS AUDIO/VIDEO の
AP通信の映像のほうが、もっと長くて鮮明な映像ですので、
こちらもあわせてご覧ください。




Barbaroは、骨折した右後脚の飛節より下の所にギブスをしています。
また、左後肢には、蹄葉炎の治療のための特殊なバンテージが巻かれています。
そして、正常な両前脚にも保護用に包帯が巻かれている状態です。

7月上旬の発表では、
大変重篤な状態で快復は非常に困難きわまる=poorと報道されていたBarbaroでしたが、
彼は、このように驚異的に快復に向っています。

「 幸運にも、Barbaroの脚組織が極めて良好であったわけですが、
なぜ彼がこのように、同じ条件下で治療している他の馬達より快適に過ごしていけるのかは判りません。」

先週の火曜日に新しく交換した右後肢のギブスは、3週間位は交換する必要はないだろうとのことです。
左後肢の蹄は、馬が普通に歩くために、
つまり長期的な体重負荷を保持することができるためには、蹄組織の完全再生が不可欠です。

「 こちらのほうがより注意を要するのです。」とDr.リチャードソンは述べています。

「 つまり、そこまで快復するまでは、
  Barbaroはまだまだ危機を脱しているとは言えないのです。」


Dr. リチャードソン、
非常に慎重なコメントですね。
7月に、蹄葉炎により蹄組織の80%を除去した左後肢の治療については、
これまで、ほぼ毎日というように頻繁に特殊キャスト交換をしてきたわけですが、
全体重を、バランスを保って4本の脚に平均に負荷をかけられるまでは、まだまだ予断を許さない状況下にあるということですね。


それにしても、バルバロ君。
本当に賢くて、今、自分の置かれている状況を的確に掴み、どうすれば治癒に迎えるかということを充分に見据えて、治療に専念している様子です。
実に頼もしい馬ですね。
そのレース能力も素晴らしいものでしたが、驚くほどの賢さ、
そしてなにより、この前向きな性格は本当に稀代の名馬になりえる存在ですね。

体重も増えて、この幸せそうなバルバロ君の姿。
嬉しいです、本当に!

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実にいい顔していますね。
頑張れ、頑張れ!

06:25 | Barbaro関連 | comments (4) | trackbacks (0) | page top↑

ディープインパクト、今朝フランスへ

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ディープインパクトの搭乗するカーゴ
写真提供: SANSPO.com


栗東から美浦の検疫馬房で調整を積んでいたディープインパクトが、
本日無事、成田を出発した。
10月1日、フランス、ロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞に
出走するためだ。

今日は、早朝からTV各社が、このディープの出発の様子をニュースに取り上げていて、
いまさらながらに、日本におけるディープインパクト旋風の大きさを
思い知る形になった。

SANSPOのネット記事で、このディープの搭乗する特別仕様のカーゴのことを紹介していた。
このカーゴで飛行中にディープが過ごすのが「ホースストール」と呼ばれる
コンテナだそう。

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ホースストール

この中に、帯同馬ピカレスクコートと一緒に過ごすわけだ。
中は、空調管理はもちろんのこと衝撃吸収仕様の壁など、
ディープの世界制覇に向けて最高級のVIP待遇だ。


今朝の成田空港は、台風7号の接近のため風雨の影響を懸念していたけれど、
無事予定通り離陸したようだ。

さあ、いよいよだ。
もうずっと先のことのように感じていたディープインパクトのフランス遠征が、
こうして現実になった。
池江調教師の談によると、間にレースを入れず、
宝塚からぶっつけで凱旋門に臨むそうだ。
その辺は、関係者の熟慮による判断であろうから、
素人の私が何をかいわんやであるけれど、
先日のハーツクライのこともあって、ちょっっぴりだけ不安になったりするけれど、 
そんなことを一蹴するディープインパクトの衝撃の走りを期待する。


嗚呼・・・、
あのテンポイントがキャンターを降ろしたかもしれない
フランスのロンシャンの緑の芝を先頭で駆け抜ける彼の勇姿を
日本で待つことにしたい・・・

頑張れ! ディープインパクト!
ハーツクライの分も、ホクトベガの分も、テンポイントの分も
いやいやすべての馬達と人々の夢を乗せて!
精一杯のエールを送ります。

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JALカーゴに乗り込むディープインパクトと見守る池江調教師(右)
珍しく黒いメンコをしているディープ君だ。
写真提供: SANSPO.com



ディープインパクトは、日本時間今深夜、シャンティに到着予定とのこと。

13:50 | 現役牡馬 | comments (2) | trackbacks (1) | page top↑

インパーフェクト 流れに乗れず・・・

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インパーフェクト 函館ラベンダー賞パドック 2006
写真提供: 北海道競馬運営改善対策室


う~~~ん・・・
なんと申しましょうか・・・
というレース後の感想です。

昨日の2歳重賞戦線の先陣を切った函館2歳ステークス(芝1200m G3)。
ホッカイドウ競馬期待の星、いや新種牡馬ナリタトップロード産駒期待のインパーフェクトでしたが・・・
結果は、15頭立ての6着。
なんとも、チグハグなレース内容でしたねぇ・・・。
パドックでは、+4kgで出走のインパーフェクトでしたが、
なんとなくヌボ~~ッとした感じだったしね・・・(爆)
いいのか悪いのか、四肢の長~~い姿で周回しているんですよね。
あとでVTRで確認すると、勝ったサクラバクシンオー産駒の牝馬
ニシノチャーミーは、ものすごく気合充分のしっかりした歩様で、
やっぱりなあ・・・って感心した次第。
一方、オッズ一番人気になったエイシンダームスンですが、
ニシノチャーミーと同じくらい、気配よく周回していたように思うんですが、
レースでは、直線に入る頃はもう、バテバテでした。。。

さてさて、インパーフェクト君のレース振りを振り返ってみましょう。

スタート。
完全に出遅れ!
内枠もあり、包まれてしまい行き脚がつかないままギゴチなく進んでいく。。。
道中、TVに映し出された姿は、
首に汗をかいていて、頭を上げて、完璧 ”かかっている”模様。Ozzz・・・
もう、1200で、この時点でこの状態では、見えた。。。無理だね。。。
中で他馬に塞がれてしまって、彼のフットワークの良さでもある
トビの大きさが他馬の走りのリズムに合わず、ますますギクシャクとしている感じ。
どう見ても、今回は勝てない・・・と悟りましたよ。

う~~~む、前々走の栄冠賞の時のようだものね。
さすがに中央の新馬戦を勝ち抜いてきた列強たち。
ラベンダー賞のようには、最後直線抜けも届かないよね。

嗚呼、、、
戦前、恐れていた最悪のパターン通りだった。
これで、次走、札幌2歳Sには、進まないよね。

インパーフェクト、
これからどういうふうな路線で、来年クラシックまで行くんだろう。
なんだか、不安いっぱい。 
不満いっぱい。

お父さんのトップロードも天国でちょっとヤキモキしながら見てるんじゃないかなあ・・・



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00:31 | レース回顧 | comments (4) | trackbacks (1) | page top↑

インパーフェクトがいよいよ2歳重賞戦へ!


函館ラベンダー賞 2006
写真提供: 北海道競馬運営改善対策室


いよいよ、今日、道営競馬の期待の星、
そして、我がサポート馬、インパーフェクトが、
山口竜一騎手を背に、2歳重賞戦に出走します。

8/06(日) 函館競馬場
9R 函館2歳S(G3)
2歳 ○混 芝1200m 16頭(1頭回避で、15頭)
発走:15:25

しかし、中央からのつわもの達も多数参戦です。
同じ栗毛のエイシンダームスン、
ゼットカーク、コンゴウダイオーなどなど。。。

前日オッズは、1番がエイシンダームスンで、
インパーフェクトは2番ですね・・・
最終オッズはさて、どうなるかな・・・
でも、毎年、このレース、一番人気が来ていないというデータがでているので、
ちょっとゲン担ぎしたい気持ちもあります。(笑)

インパーフェクトにとって、この1200mは短いのじゃないか、
という懸念もありますし、
前走の函館ラベンダー賞の勝ちっぷりからなんとなく荒削りでチグハグという
印象を持っているので、
まずは観てみましょう・・という感じでしょうか。

サンデーサイレンス産駒の存在しない今年は、
新種牡馬たちの試金石となるこのレース。
楽しみに観ていきましょう。




出走馬枠順
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03:27 | レースメモ | comments (4) | trackbacks (0) | page top↑