jpg NEO Sense of Horse Life 2006年07月

キングジョージ6世&クイーンエリザベスダイアモンドSの回顧

KJQE2006-JRA350.jpg
The King George VI And Queen Elizabeth Diamond Stakes(G1)2006
写真提供: JRA


昨夜未明のレースをVTRを観ながら、
改めて感想を書いていきたいと思います。

まず、アスコット競馬場の芝コースですが、
起伏があって、特に道中は、ずっと登り坂の感じで、
日本の芝コースやドバイの芝コースとはずいぶん勝手が違っていて
ハーツクライは、きっと走りにくかったのではないか・・・
と感じましたね。

直線最後の1/2ハロンあたりで、もうアップアップだったのも
この坂のあるコースで、足を使ってしまい、終いの脚が残っていなかったのでは、
という気がします。

スタートして、予定通り、芦毛のチェリーミックスがレースを引っ張る形で進んでいきます。
ハーツクライは、ハリケーンランを前に見ながらの3番手を追走。
そのすぐ後ろをエレクトロキューショニストがぴったりとつけています。
4コーナー回って、直線に向いて
エレクトロキューショニストが先頭に立とうとする所を
外からハーツクライが馬体を合わせていくんですが、
( このとき、ハリケーンランは、ズルズルッと後退していってるんだけれどね。。。)
で、
最後2ハロンくらいから、ハーツが先頭に踊り出たんですよ。
このまま一気に、( 日本の芝なら!)突き抜けていけるはず・・・
だったのですが。。。

これが、ヨーロッパの芝で鍛えられたタフさ、しぶとさを身に着けた
2頭の底力の違いを見せ付けられたということなんでしょう。

一旦、下がっていたハリケーンランが、2頭のたたきあいを横目に見ながら、
怒涛のごとく内をついて伸びてきましたよ!
そして、そして!
ハーツに追い越されたエレクトロキューショニストが、またぐいっと
伸びてきたんですよね~~!( 凄すぎる!!)

ハーツ、もがいてましたね・・・
嗚呼・・・

もう、こうしてレース最後1ハロンの攻防を見てみると
恐ろしいくらいのヨ-ロッパ最強馬たちの強さを見せられた感じ。。。
脱帽!

こうなると、ディープインパクトの凱旋門賞戦略もいろいろ考えらせられますね。

それにしても、ハーツクライ。
惜しかったねぇ。
悔しいねぇ。
初めての斤量60.5kgで、初めてのヨーロッパの芝コース。
初めてづくしのなか、
よく頑張ったよ、お疲れ様!

ハーツクライの帰国は8月3日とのこと。
今度は、JCで、雪辱を果たそうね!



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15:43 | 海外競馬関連 | comments (8) | trackbacks (5) | page top↑

速報! キング・ジョージ のハーツクライは3着

Ascot01.jpg
photo by Ascot Horse Race Club

日本時間 24:20( 英現地時間 16:20 )に スタートしたキングジョージ6世&クイーンエリザベスDS(芝12f)。

日本馬期待のハーツクライでしたが・・・

う~~ん、残念無念。
強敵ハリケーンラン、エレクトロキューショニストに続く3着でした。。。
出走頭数6頭と少数精鋭参加の中でのオッズ2番人気に押し上げられていたハーツクライ。
直線であわよくばの先頭に躍り出たが、伸び足を欠いてのこの結果。

ドバイシーマの時は、日本から大勢参戦していて、寂しくなかったのだけれど、今回は帯同馬もいなくて、たった一頭だけでの調整。
そういう精神的な影響は無かったのかな。。。

とにかく、1着、2着に入った両馬は、実力どおりの結果ともいえますね。
特に、2着のエレクトロキューショニストは、直前になってコズミが出たとかで、出走が危ぶまれていたというのに、この結果。
昨年、ゼンノロブロイを負かした馬、やっぱり強かったって言うことでしょうか。

さて、優勝したハリケーンランですが
来る10月1日の凱旋門賞で、いよいよディープインパクトと対決の予定です。
ハーツの雪辱を果たしてくれ!


・・・ということで、
レースビデオを観てから、ゆっくり改めて回顧記、仕上げます。
では、おやすみなさい。
皆さん、応援お疲れ様でした。



01:17 | 海外競馬関連 | comments (0) | trackbacks (1) | page top↑

最先端、最高水準の治療とは

Barbaro-anyday-default.jpg
Photo by Penn Vet Medicine

Barbaro のこの骨折治療で、
今注目の獣医外科治療の世界最高水準、最先端技術に触れる機会を
持つことが出来ました。

そういう状況下で、一進一退するバルバロの治癒の経緯、
容態について、
特に、最も恐れていた左脚の蹄葉炎の発症ということに
驚きの声を聞いたりします。

「 最新鋭の技術、最高級、最大限の治療を施しても、
  蹄葉炎をおこしてしまうのか・・・」

科学は進歩しています。 新しい治療法や新薬も開発されていきます。
しかし、
これらの成功率というのは、前例がないということもありますが、
もっとも大きな性質は、

「 その新しいものは、未知のもの、常にチャレンジである。」

ということなのです。

チャレンジには、当然未知のリスクが伴います。
誰もやったことのないもの、
誰も発見したことのないもの
それを試すことなのですから。

それは、臨床の世界に限らず、
新しい科学の発見や発明にも通じる性質です。

科学者や臨床家が毎日、努力を重ねていくことは、
統計的に、いつも100%のものを求めてはいるけれど、
100%のもの(動物、人)に当てはまるものではないということ、
いや、むしろ例外が起こる確率が常に存在するということ
そういう性質を持っているのが、
自然科学の世界であると思うのです。

ましてや、蹄葉炎に限らず、病状というのは決してまるっきり同じ
という個体(患畜=馬)は現れない( 存在し得ない )のです。
常にその個体、その時の状況という新しい対象です。
生体(馬)自身の性格、体の生理、傷の程度、環境 などなど・・・
様々な要因で発症し、その治癒経過についても様々な予期せぬ変化をもたらしてしまうわけです。
だから、いつも唯一の経験。

そういう意識を持って、Barbaroの主治医である
Dr.リチャードソンのコメントを胸に刻む日々です。

しかし、過去の多くの症例、実験例を元に、
データを集積し、治療方法の改良を重ねて、
そして、今回のBarbaroの治療があるわけです。

そして、驚くことに、
ペンシルベニア大の担当Dr.たちは、
四肢の体重負荷を均等にするために、痛めた右脚をかばって
対側の左後肢にもフットキャストをつけていました。
しかし、それはしっかりと巻かれてしまい、中に納まっている蹄の部分を
可視的にモニタリングが出来ませんでした。
もちろん、細心の注意を払って経過観察していたと思います。
しかし、その病変を発見したときは、想像以上にフレグモーネを起こして
酷い状態でした。
発熱というサインとおそらく血液検査結果で想像しているより
遥かに重篤に進行していたのだと思います。
それで、思い切って壊死部の80%を切除したのです。

新しいフットキャストは、中の様子が常に見えるような材質のもの、
グラスファイバー製のキャストに変えました。
これをいつ開発したかは、ちょっと資料がありませんから
言及はできませんが、
もし、Barbaroの治療中に開発設計したものであるとすれば、
ものすごい取り組みだと思います。


 「 馬医者修行日記 」の馬の専門医であるhigさんから
ご指摘いただきましたので、追記します。
” 新しいグラスファイバー製のフットキャストは、中が見えるものではない。”そうです。
材質の違うキャストに変えた理由は、
おそらく、蹄壁の80%を切除したため、
今までの蹄全体を覆うタイプのキャスト( これは、ペンシルベニア大の特許 )ではないものにした。」ということのようですね。
グラスファイバー製キャストは、新開発したものではなく、
従来から使用されているものだそうです。




常に状況判断をし、いろいろな器具を改良して作り上げる。。。
将に職人芸といいますか。
そういう臨床の現場に携わる獣医師の仕事を
今回のことで少しでも理解してくだされば、幸いです。


ちょっと今日は、熱く語ってしまいました。(汗汗・・・)





13:10 | Barbaro関連 | comments (3) | trackbacks (0) | page top↑

Barbaro 引き続き順調、ギブス交換

Barbaro-Jul14-01.jpg
吊起帯を装着してのギブス交換( 参考写真 on Jul/14/2006 )
Photo by Penn Vet Medicine



18日( 現地時間 )Penn Veterinari Medicine 発表のBarbaro

Dr.ディーン・リチャードソンによれば、
Barbaroは安定した状態をキープ。

「 昨日の午後、我々はレントゲン写真をとり、
  右後肢の骨癒合状態を確認し、ギブスを新しく交換しました。」

「 レントゲン所見は、大変良好でした。
  7月8日に交換した補強プレートは、完璧です。
  また、骨折部位の化骨、骨癒合状況は、
我々の期待通りの快復を示していました。」

新しいギブスは、飛節以下の脚を固定するもので、
非常に良い効果をもたらしているようだ。

左後肢蹄部に補綴されている改良されたフットキャストのほうも、
同じく昨日、交換された。
フットキャストは、切除された蹄組織が形成されるまでの間、
痛めた蹄の安定と保護の目的で装着されているが、
蹄を自由に動かすことが出来るように、頻繁に交換する必要がある。

これら両方のギブス( キャスト )交換は、
すべて吊起帯で牽引された状態で、軽い鎮静剤を投与しながら行われた。
この交換作業の間、Barbaroは、
吊起帯を上手に利用して体勢をコントロールしていたようだ。

「 彼は非常に賢い馬ですよ。」

と、Dr.リチャードソン。


すごいぞ! バルバロ君!
その調子だ、頑張ろう!

そして・・・
Dr.リチャードソン、本当に尊敬します。

名外科医は、常に冷静沈着で迅速な決断と行動。
そして、暖かく謙虚な姿勢。
本当に、素晴らしいドクターだと思います。


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11:20 | Barbaro関連 | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

Barbaro、安定した状態で新しいギブスも快適

Barbaro-poster.jpg
Barbaro のポスターに寄せられるファンからの声援の書き込み
Photo by Penn Veterinary Medicine




7月17日現在のBarbaroの様子です。
先週の13日以来、容態は安定している模様。


主治医、Dr.ディーン・リチャードソンのコメント。

Barbaroの容態が安定しており、引き続き、昨夜も静かで平穏な夜を過ごしている。
食欲もある。
我々は、引き続きこの効果の現れている疼痛緩和の治療を続けていく。
しかし、依然、彼は予断の許さない状況である。

Barbaroは、骨折した右脚を固定するための新しいギブスも、
痛めた蹄葉炎の左足を保護するために装着されている新しいキャストも
両方ともがうまくフィットして、快適なようですね。

先週、左後肢の蹄葉炎の治療のために、
蹄組織の80パーセントの切除を行ないました。
その後、その患部蹄を保護するために、改良されたグラスファイバー製の
フットキャストを装着しました。
これは、感染や炎症の兆候がすぐに可視できるように開発されたものです。
この足キャストは、蹄をがっちりと固定することが出来るので、
通常の包帯に比べて、より安定感が得られます。

本当に、Penn大学の治療スタッフ達の
日々、慎重で迅速な改良、改善を繰り返しながらの懸命な治療の様子に、
ただただ祈りと尊敬の念でいっぱいです。
しかし、
この緊迫感と真摯な治療に取り組む姿は、
私達に何かものすごく大切なものを
確実に発信している気がします。

このDr.リチャードソンの最後の言葉。。。

“ It is important for people to understand that
this is not a ‘routine’ laminitis.
The care involved in treating a hoof with
this degree of compromise is complex,”


Barbaro の罹患している「 蹄葉炎 」は、
普通の単純な蹄葉炎ではないということ。
どの程度までの治療を施せば効果的なのかというような、
様々なリスクが複合的に関与しているということを
( 皆さんに )理解しておいて欲しい。



つまり、Barbaroがこのように安定している状態を継続していても、
それは単純に快方に向かっているという安易なものではなく、
Barbaro の容態がいつ急変するか、
本当に予断を許さない緊張の日々を過ごしているのだということを
皆さんに理解してほしいということなんですね。

とにかく、私たちは、ドクター達の治療に全幅の信頼を託して、
静かに見守っていくしかありません。
それにしても、本当にこのバルバロ君、ものすごい前向きで根性のある馬ですよね。 
この彼の前向きな性格が、今回の治癒に向う大事なキーになっている
という気がします。


私は、そういう切迫した気持ちの中にも、決して希望を失わずいようと思って、
連休中に、千羽鶴を折り始めました。

ただただ、そうしたいという気持ちで・・・

Believe in Barbaro !!

12:55 | Barbaro関連 | comments (4) | trackbacks (0) | page top↑

インパーフェクトは函館ラベンダー賞へ

inperfect-saporter.jpg
インパーフェクト デビュー前
写真提供: 北海道競馬運営改善対策室



先日、第2走、栄冠賞で残念ながら5着という結果だった
期待のサポート馬、トップロード産駒インパーフェクトですが、
ヤキモキさせられた今後のローテが決まったようです。

栄冠賞5着で権利を得たインパーフェクト(田部厩舎、父ナリタトップロード)が22日(土)函館競馬10R、2歳オープン・ラベンダー賞(芝1200m)に特別登録。
同レースはJRA函館新馬勝ちローレルゲレイロ(父キングヘイロー)ゼットカーク(父セルカーク)ら評判馬のほか、道営から栄冠賞勝ちヴィヴァチッシモ(牝・柳沢厩舎、父サクラバクシンオー)、バブルガムフェロー賞勝ちヒデサンジュニア(牡・米川伸厩舎、父スウェプトオーヴァーボード)ら6頭が登録。
2着迄に8月6日函館2歳Sの優先権が与えられます!



とのこと。

先日、ダート1000m の栄冠賞のレースで、距離適正無視の参戦による惨敗では?と憮然とした後、
次走登録情報のメチャクチャさに憤慨していました。

7月18日(火)旭川競馬8Rオープン(2歳オープン)1000m,および7月19日(水)8Rウィナーズチャレンジ競走(2歳オープン)1600mに登録だけして、
結局は、目標としていたラベンダー賞に出走可能ということで、
直行することになったようですね。

ほっとしています。

こちらでも声を大にして、インパーフェクトを大事に育てよ!
って、総師に向けて抗議していましたが、
もしや・・・
コスモバルクもインパーフェクトも気のせいか・・・
ファンの切望が聞き届けられているような・・・(いないような・・・? )

まあ、函館ラベンダー賞、距離的には若干気になりますが、
クラシックに向うステップレースの函館2歳Sへの出走権をかけて、
好進撃をしてほしいです。

09:17 | 現役牡馬 | comments (2) | trackbacks (0) | page top↑

Barbaro の容態( 14日現在 )

Barbaro-Jul14-03.jpg
7月14日現在のBarbaroの様子 Dr.リチャードソンと
Photo by Penn Veterinary Medicine


13日(木)に、Barbaroが、重篤な蹄葉炎を発症していると発表した際、
今後24時間がヤマである、と述べられていました。
昨日の日本のスポーツ各紙にも、このバルバロ重態のニュースが取り上げられていましたね。

その24時間後の14日(金)のペンシルベニア大学のウエブサイトの記事です。
いつもは、一日一回の更新ですが、
この日は、さらに午後4時現在のBarbaroの様子を伝えています。
一進一退の状況変化に、気が気ではありませんね。


”Updates on Barbaro's Condition "

Dr.ディーン・リチャードソンによると
Barbaroは平穏な一夜を過ごし、状態は安定しています。
昨日の記者会見では、Barbaro が蹄葉炎を発症していると発表しました。
蹄葉炎は、一本の脚にかかる過度の重量負荷など、様々な要因で起こる、
馬にとっては、耐え難いほどの痛みを伴うものです。
蹄内の組織( 蹄骨および内部の蹄壁を結合している組織 )が炎症を起こしている状態です。

「 Barbaroは、昨日は12時間を越える時間、吊起帯での牽引はされておらず、4時間以上は眠っており、静かで平穏な夜を過ごしました。」

「 彼は、引き続き危険な状態ではありますが、安定しています。」

Barbaro-Jul14-01.jpg
吊起帯で牽引された状態のbarbaro 
青いバンテージのほうが、蹄葉炎の左脚



 14日 午後4時発表分

Barbaroは、引き続き安定。

「 心拍数を含む身体状態は良好です。」
とDr.ディーン・リチャードソン。

「 我々は、蹄葉炎の集中治療を継続して行っています。
  彼は治療によく反応し、快適に過ごしています。」

蹄葉炎は非常に痛みを伴う、馬にとってはその痛みにより致命的になりうる疾病です。
「 私が木曜日に記者会見で述べたように、
  急変する状態を把握するために、彼の状態を注意深くモニタリングしています。」
「 しかしながら、Barbaroの治療がこれから数週間を要すること、そして、完全に治るまでは、さらに数ヶ月かかるという事は常に意識しておかなければなりません。
その間、我々は、彼をできるだけ快適にしておくことに努めること、それが、我々の治療方針を決定する上での重要な指標です。」

Dr.リチャードソンはさらに次のことを強調しました。
「 昨日、公開したビデオや写真のとおり、
  Barbaro は、非常に前向きな姿勢で治療に臨んでいる
  ということです。」

Barbaro-Jul14-02.jpg
Barbaroは、4本の脚で歩いてます(驚!)


Barbaro-Jul14-04.jpg
ニンジンをほおばるBarbaro 食欲旺盛!

Barbaro-Jul14-05.jpg
いっぱい食べてね!



とにかく、予断は許さない状況下にあるBarbaroですが、
彼自身が、本当に前向きに困難に向って、治療に取り組んでいる姿に
救われます。

Dr. リチャードソンの言葉にもありますように、
Barbaroが、この状態に苦痛を強いられるようになってしまう状況になると、
この治療は終わり(=安楽死)を迎えるという緊張した空気の中での日々です。
オーナーも、とにかく馬に苦しみを強いてまでは、治療継続は望んでいないという思いで見守っています。

蹄壁の再生まで、まだこれから数週間。
Barbaro君!
どうぞ、その闘志をみなぎらせて、” 生き抜くぞ! ”と
いっぱい食べて、よく寝て
ちょっと痛いけれど、ちょっと不自由だけど
頑張ってください!



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14:39 | Barbaro関連 | comments (4) | trackbacks (0) | page top↑

Barbaro に蹄葉炎が発症

believe-in-barbaro.jpg
快復を信じて!
Photo by NBC10.com

13日午前9時半のペンシルベニア大学 New Bolton Centerで
行われた、Barbaroの主治医であるDr.ディーン・リチャードソンの
共同記者会見の模様です。
今週になって、Barbaroの容態が急変し、もう彼は助からないのではないか、危篤状態ではないかと言う憶測が流れているために、
このような緊急記者会見が開かれたといいます。

Dr.リチャードソンは、
「 彼は大変元気です。 
  血液検査も正常ですし、体温も平熱で食欲もあります。
  ですから、我々は絶対にあきらめず、希望を持って治療に専念します。」
と言った。

しかし、実は、Barbaroは、
骨折した右後肢のほうは順調に快復してきているのではあるが、
最も恐れていた正常である左後肢の蹄葉炎を発症していたのである。


「 Barbaroは、現在非常に重大な蹄疾病( 蹄葉炎 )のために、緊迫した状態にあります。 
この24時間以内が、一つのヤマ場です。
彼が、左脚に体重をかけないそぶりを見せたりし始めれば、それはもうだめだ ( 治癒の見込みはない )ということになります。」

水曜日、Barbaroは、馬の左後肢蹄壁の( フレグモーネによる壊死の部分 )80パーセントを切除した。
Dr.リチャードソンの言葉によると、Barbaro の現在の状態は、
「 Poor 」。
大変、シリアスで、予断を許さない状況だ。
ただ、
「 馬が苦しんでいない限り、我々は彼を救おうと最善を施すつもりです。
  とにかく、我々は、彼を快適にしておくことができれば、
  それは努力の価値があると思っています。」

現在、Barbaroは、疼痛緩和のための薬物治療を行っている。

手術後最初の6週は比較的スムーズに快復に向っており、
将来牧場に戻って生活をしたり、もしかすると種牡馬生活もできるようになるのではないかというような希望も持っていた。
しかし、
先週になって、Barbaroの状態は、急変してしまった。
3つの外科的処置を施され、4回のギブス交換が行われた。
また、さらに左後部蹄の80パーセントを削除し、蹄壁再生を試みている。

この蹄葉炎の程度について、Dr.リチャードソンは、ありのままに説明している。
「 蹄葉炎は、今まで私が見てきた中で一番重篤です。 非常に悪い。
  ( オーナーである )ジャクソン一家とは、常に話し合いをしていて、
彼らは、とにかくBarbaroが苦痛を伴わず、常に快適に過ごせること、
それのみを強く希望している。
痛めた右後肢をかばって、平衡を保たなければならないので、
左後肢の蹄葉炎が発症してしまった。
過去には、セクレタリアト( 1973年の三冠馬 )が1989年に蹄葉炎により安楽死させられている。
蹄壁を切り取る理由は、壊死により蹄壁が骨と繋がっていない状態であるため、蹄組織を新生させるために取った方法である。
切除した蹄が治癒するためには数ヶ月を要する。 
また完治するには、6ヶ月かかるだろう。」
とのこと。

「 我々が行っている治療法は、通常は行われてはいないが、
  前例がないわけではない。 
  したがって我々は、彼に対して可能な限りの方法を取って行く。 」

今Barbaroは、突発的な動作を防ぐためと、左右に体重を自由に負荷できるように、吊起帯が取り付けられている。
しかし、あくまでも彼が快適に過ごせるようにするためであって、四六時中吊られているわけではない。 治療に当たっては、常に馬が快適であるように努めているそうだ。

疼痛緩和のための薬物投与など、まだまだ集中治療下に置かれているBarbaro。
今の所、食欲も旺盛で、元気だとのこと。
ヤマは、この24時間だ。
とにかく、どうか蹄の痛みが現れませんように。。。

そして再生および無事な快復を切に願います。
頑張れ! バルバロ!
君が、これまで戦ってきたレースのように、この病気にも果敢に戦っていけると信じているよ!


ニュースソース :
Doctors Say Barbaro Has Catastrophic Injury 
by NBC10.com
Derby Winner Barbaro in Fight for Life 
by baltimoresun.com
" Updates on Barbaro's Condition "
by Penn Veterinary Medicine

Barbaro-miracle.jpg

なんだか、元気がなさそうに見える・・・
頑張れ、頑張れ!


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10:51 | Barbaro関連 | comments (6) | trackbacks (1) | page top↑

Barbaroの治癒経過  = 第2報 =

Barbaro-signboard350.jpg
Barbaro の快復を祈るファンの人たちからの応援メッセージボード
ペンシルベニア大学獣医学部前にて
photo by washingtonpost.com


Barbaro の術後経過のその後、気になる経過発表があった。

術後6週間は、順調に快復経過をたどっていたBarbaroだったけれど、
ここにきて、いろいろ2次的細菌感染が起こったり、
新しいギブスがフィットせず、再三にわたって交換を強いられているようだ。
それに、最も恐れていた蹄葉炎の発症の兆し・・・
それも、一時は持ち直していたけれど、水曜になって、
予断の許さない状況になっているようだ。
う~~ん・・・、心配だ。


Barbaroの経過については、12日水曜日にDr.ディーン・リチャードソンから発表があった。
( ペンシルバニア大学ウェブサイト上で。)

「 現在、Barbaroの状態は重大なものを抱えています。   
  我々は、引き続き懸命に病状を探り、あらゆる手立てを施して治療し、
  Barbaroが快適になるように努力しています。」

「 彼( Barbaro )は困難な状況に直面しています。しかし、我々全スタッフは、この素晴らしい馬のためにできうるすべてのことを施すつもりです。」

平穏無事な6週の後に、Barbaroは先週、
治療中の脚に感染症を併発したようだ。
8日土曜日、Dr.リチャードソンは、感染部位の治療をし、
27のボルトおよびチタン・プレートを新しく交換した。
そして、先週月曜日に交換したばかりのギブスであったが、
あまりフィットせず、Barbaroが不快感を表したので、
今週月曜日に、再度ギブスの交換をする。
手術当初使用されていた長いものから短いものに取り替えた。 
これで、起き上がったりする時に、邪魔にならずより動きがスムーズになり、
つけている不快感が軽減される。
6週間で2度ギブス交換された後に、Barbaroは一週間の間に、
これで4つの新しいギブス交換をしたことになる。( 計6回の交換。 )
正常である左脚蹄部の腫脹による熱発のほうも、月曜日には、平熱に戻ったということであるが、
これは、いわゆる 「 蹄葉炎 」の兆候が現れたということであるので、
注意が必要だ。
粉砕骨折した部位の骨は大方の所くっつきはじめてはいるが、
その上の関節部分の細菌感染による炎症という問題がまだ残っているようだ。
今後も、疼痛緩和、抗生物質投与等の集中ケアを続けていくということだ。


さて、木曜の朝(現地時間)、
Dr.リチャードソンからメディアに最新の情報の発表があるそうだ。

Barbaroは、George D. Widener Hospital の集中治療室で、懸命に戦っている。
病院前のロビーは、Barbaroのポスターや旗には、何千ものファンからの声援の署名が書き続けられている。


ニュースソース : 
Barbaro's Condition Worsens Again 
Derby winner Barbaro is facing tough odds "
" Updates on Barbaro's Condition " by
University of Penn Veterinary Medicine


Barbaro2006-300.jpg
Barbaro at Pimlico Race Course ( May /20/ 2006)Photo by baltimoresun.com

颯爽とPreaknes Stakes の追い切りをするBarbaro。
本当に美しい3歳の牡馬だ。
無事に回復することを、切に切に祈ります。

18:38 | Barbaro関連 | comments (4) | trackbacks (0) | page top↑

コスモバルクの次走について

cosmobulk-takaraduka2006-01.jpg
コスモバルク 宝塚記念追い切り 2006

8月に、道営のダートオープン戦に出走するプランがあったコスモバルク。

今日、送られてきたホッカイドウ競馬対策室からのメール。

コスモバルク
宝塚記念8着後、ビッグレッドファーム明和に戻り
調整されていますが、
今後は9月3日(日)第1回JRA札幌競馬8日目メインレース
「札幌日経オープン」に出走し、
JRA秋競馬(中山・オールカマーもしくは
東京・毎日王冠→出走権取って天皇賞・秋へ)に向かう
プランが検討されています。



う~~む、まだ正式決定ではないそうですが、
こっちのプランのほうがまだ順当かと・・・

いろいろやきもきさせてくれますね。

20:43 | 現役牡馬 | comments (2) | trackbacks (0) | page top↑

七夕賞いろいろ

kanaharaDragon.jpg
カナハラドラゴン 
写真提供: netkeiba.com


日曜、福島のメインレースは、七夕賞(G3)。

1.2着が、メイショウカイドウ、コンゴウリキシオーと順調な結果の裏に、
また、一頭ターフに消えた馬がいる。
カナハラドラゴン、8歳。
2コーナーあたりで、競争中止になってしまった。

今、JRAのサイトで確認したら、

9番カナハラドラゴン号(大西 直宏騎手)は、他の馬に関係なく馬体に故障を発症し、向正面で競走を中止しました。
馬 :左第1指骨粉砕骨折 ※予後不良
騎手:異状なし


と・・・
「 予後不良 」という悲しい文字。

カナハラドラゴンは、父 アンバーシャダイ (父の父) ノーザンテースト
母 ミナガワローマン(母の父 ブレヴェストローマン )という渋い血統。
浦川、谷川牧場の生産馬。

夏のローカル開催で、いつも耳にしていた彼の名前。
地道に、こつこつと走り続けていた。

運命と受け入れても、やはりとても残念。
冥福を祈ります。



twintarbo.jpg
ツインターボ オールカマー記念テレカ(1993)

さて、、、
この「 七夕賞 」にまつわる思い出。
私にとってはツインターボのことですね。

小さな逃亡者の逃げ馬だったツインターボ。
青いメンコで、韋駄天のごとく逃げて、最後ズルズルと後退する派手なレースぶりに、
多くのファンを魅了していた彼の1993年の七夕賞は、
どっこい” そのまま、そのまま~~!”の、4馬身差の逃げ切り勝ちしたレースでした。

七夕賞・・・
今年もまた忘れられないレースになってしまいました。


00:52 | 思い出の馬 | comments (2) | trackbacks (0) | page top↑

インパーフェクトよ、おまえもか


インパーフェクト  フレッシュチャレンジ(札幌)1着 2006/05/10
写真提供: 北海道競馬運営改善対策室


今年のホッカイドウ競馬所属2歳馬、注目の期待馬、インパーフェクト。

昨年亡くなったナリタトップロードの産駒ということと
母馬の名前、ブルールミナール04( 選んだ時は、まだ馬名が決まっていなかったので。)というきれいな響きが好きで、
同馬をサポート馬のうちの一頭に( 偶然 )選んでいた。

5月10日札幌8Rフレッシュチャレンジ競走1700mのデビュー戦で、
終始10馬身以上離す独り旅で、大差で圧勝。
という衝撃デビューを果たしていた。
「 コスモバルクを超える大物 」(オーナー、および所属が同じ。)との期待を持っていた同馬。

だったのだが・・・・・

次走レース、7月5日旭川11R第31回栄冠賞(2歳・H2ロージズインメイ賞)1000mに進めた、その結果は。。。?

サポート馬出走情報で、ホッカイドウ競馬からメールをもらって、
” なんで、1000mなの? ”と、首をかしげていたんだけれどね。
コスモバルクの後継というなら、当然来年のクラシックを狙うだろうに、
何故、クラシックディスタンスあたりのレースに使わないのか。。。
と、大いに疑問視していたのだけれど。

結果は、恐れていた通り。
出遅れて、自慢の脚で追い込むも、5着まで。
7月22日の函館ラベンダー賞出走を目標としていたそうだけれど、
なんだかなぁ・・・
納得いきません!

岡田さん!
「 使えるだけチャンスは使って! 」賞金上乗せする目論見でしょうけれど、
インパーフェクト君、見るからに「 野武士コスモバルク 」とはぜんぜん違うタイプのようなんですけれど!

大事に育ててよ!

って、ここまで原稿書いていて、また「 次走報 」のメール受信。

何?

7月18日(火)旭川競馬8Rオープン(2歳オープン)1000m,および
7月19日(水)8Rウィナーズチャレンジ競走(2歳オープン)1600mに登録しています。
出馬が決まった場合には原則、月曜日(日曜日)に出走通知メールでお知らせします。それ以外は出走しないということでご了承下さい。



まあ、登録だけしていて、実際出走はしないっていうケースも多いのだけれど、
何ですか?  もう18日ですか? それもまた1000m?

総師よ~~~!
いい加減にしてください!
これほど、全国的に注目を浴びているインパーフェクトなんですから、
もうちょっと考えてくださいよ。
何でも使えばいいってもんじゃないでしょうが。
あ~~ぁ・・。
危惧していたものが形になりそうか。。。
もう、インパーフェクトの将来はみえたか・・・・〔涙涙〕

18:25 | 地方競馬関連 | comments (10) | trackbacks (3) | page top↑

ラムタラ英国へ

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ラムタラ  英ダービー(1994)
写真提供: JockeySite.com


1996年より日本に輸入され、北海道アロースタッドで
種牡馬生活を送っていた、あのラムタラが、今シーズンの種付けを終えた後、
英国に売却されるというニュース。

ラムタラは、
エプソムダービー(1994)
キングジョージ6世&クイーンエリザベスダイヤモンドS(1994)
凱旋門賞(1995)
のヨーロッパ3冠を無敗で制した、
馬名との連想から「奇跡の名馬」「神の馬」と呼ばれていた、
名馬中の名馬だった。

その勝ち方を改めて見てみると、
まるでディープインパクトのようではないか。
彼の走ったその4レースの競馬場には、”神の衝撃”が走ったのではないかとも思えるような、そんな強い勝ち方だ。
凱旋門賞のとき騎乗したデットーリ騎手が、
「 ライオンハート 」
と賞賛したと言う。

オーナーであるモハメド殿下の
「 もうこれ以上、この馬を走らせる意味はないではないか。 」
という言葉と供に、このレース後まもなく引退し、
英国で一年間種牡馬生活を送ったあと、
シンジケート44億円という鳴り物入りで輸入された。

しかし、同期には飛ぶ鳥落とす勢いのサンデーサイレンスという
大種牡馬が君臨していて、なかなか種付け牝馬に恵まれなかった。
不運だった。
でも、きっとラムタラにとっては、このまま日本に残るより、
英国に戻るほうが幸せなのでは。。。と思ってしまう。 
彼の偉業は、現役時代を過ごし、その彼の素晴らしさを実感している土地の馬たちにこそ受け継がれていくべきだろうし、
そういう人や馬たちに囲まれて過ごすほうが、ずっといいだろうと思える。
それが、どんなに安価な取引であったとしても・・・


14歳になったラムタラ、英国で元気に暮らしてください。


ラムタラ Lammtarra 
1992年2月2日生
栗毛
父 ニジンスキー 父の父 ノーザンダンサー
母 スノウブライド
現役時代は、アラブ首長国連邦の馬主 サイード・マクトゥーム・アル・マクトゥーム氏の持ち馬だった。
ゴドルフィン・レ ーシング所属。
通算成績 4戦4勝。
代表産駒 タニノエタニティ 、タニノディスティニー、メイショウラムセス など。
馬名の意味は、「 神の見えざる手 」


* 7/5 追記
続きを読む
09:46 | 種牡馬 | comments (2) | trackbacks (1) | page top↑

アサヒライジングは2着

asahirising-A-Oaks2006.jpg
アサヒライジング  アメリカンオークス 2006
写真提供: Hollywood Park.com


土曜日のCashCall Mile Sに続くアメリカン・オークスに出走した
アサヒライジング。
2着という結果であったけれど、健闘した。
これで、このレース2年前のダンスインザムード(2着)、
昨年のシーザリオ(1着)、そして今年のアサヒライジンング(2着)と、
日本馬の連帯、それもサンデーサイレンスの子供、孫ということに
意義がある結果だと思う。 もちろん、今年のアサヒライジングには、
日本の神様シンザンの血を引いている馬での2着という
胸踊る結果でもある。
本当に喜ばしいことであるし、ここまで調整された関係者に感謝したい。

なんと当日オッズ、一番人気になったアサヒライジング。
レーススタートは、出遅れてしまい先行できなかったか・・・?
後方待機の形で進む。
彼女のこれまでの逃げる策のレースぶりではないけれど、
切れるスピードを持たない彼女ならではの、徐々に差を縮めていって
最後の直線に向いての進出。
優勝した Wait a While のラストスパートには到底届かない感じだったけれど、3着以下をねじ伏せた感のいい脚を使っての2着だった。

後でレース映像を観てみると、
なかなか上がってこない彼女にハラハラする感じだったけれど、
とにかくこの結果、素晴らしいことだ。
参戦を決めた時は、クラシックを取ってない彼女に、
さてどこまでいけるかな・・・と正直、ちょっと心配だったけれど、
前走の( 日本の )オークスでも、3着とはいえ手ごたえのある走りっぷりだったし、現地での調整がとても順調そうだったので、
" これは・・・? ”と、期待が膨らんできていた。

初海外遠征、意外なレース展開と、これまでの彼女にとっては戸惑いばかりのなか、よくやったのではないかな?
ダンスインザムードとの2頭での参戦が、相乗効果をもたらしたのかも。。。
滞在中、寂しくなかっただろうし、頼もしいお姉さんのダンスと一緒で、
彼女の能力が充分発揮できたのだろう。

この後秋の秋華賞でのアサヒライジングの活躍を楽しみにしていよう。


ダンスインザムード、アサヒライジング、供にお疲れ様でした。
無事に帰国して、英気を養ってくださいネ。


アメリカン・オークス結果


1 ウェイトアホワイル Wait a While T.プレッチャ- G.ゴメス 1:59.38
2 アサヒライジング Asahi Rising 古賀 慎明 V.エスピノーザ 4 1/2
3 アラヴェイル Arravale M.ベンソン C.ナカタニ 1/2
4 ガリレオズスター Galileo's Star J.キャシディ N.アロヨ Jr. 6
5 ソルミファ Sol Mi Fa J.キャシディ P.ヴァレンズエラ ハナ
6 フォクシーソックス Foxysox C.ゲインズ A.ビソノ 1 1/4
7 プロクセニア Proxenia P.ギャラハー A.ソリス ハナ
8 アティマ Attima J.カナーニ D.フローレス 2

08:06 | 海外競馬関連 | comments (0) | trackbacks (2) | page top↑

ダンスインザムード、アメリカも制す

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ダンスインザムードとV.エスピノーザ騎手
写真提供: Hollywood Park.com


今日の早朝のレース結果を知り、本当に嬉しかったですね。
2年前のアメリカンオークスでは、仕掛けどころの失敗で惜しい2着だったダンスですが、
今回は、その時のリベンジをみごと果たしてくれました。
アメリカの記事の読んでいると、
´a poor ride from her Japanese jockey´または、名指しで
´ poor jockey,Yutaka Take ´と、天下の武騎手もケチョンケチョンですが、
今回の相手であれば、武さんでも大丈夫だったかもしれません。
( いやいや・・・北村騎手でも・・・! )
それほど、楽勝の感じでした。
タイム 1:33:33 は、レースレコードのおまけつきです。

1989年Kentucky Derby そして Preakness の覇者であるサンデーサイレンスの娘であるダンスインザムードが、
父の生まれ故郷であるアメリカの重賞に勝ったということが、意義あることですね。

「 彼女は、2年前より精神的に非常に成長し大人になっている。
  この間、彼女には充分時間を作ってあげた。
  そしてその結果、今日の勝利をつかめて本当に満足している。」

レース後、藤沢調教師がコメントしています。
( News source by USATODAY )

ダンスインザムード、帰国後の次走は、秋の天皇賞だそう。
ゆっくり英気を養ってください。

さぁて。。。
次は、アサヒライジングのアメリカンオークスだ!


キャッシュコールマイル全着順

1 ダンスインザムード 1.33.33( レースレコード )
2 スウィートトーカー Sweet Talker 1.3/4
3 ルアスライン Luas Line 1/2
4 ダンシングエディ Dancing Edie クビ
5 カンビオコルサ Cambiocorsa アタマ
6 シャイニングエナジー Shining Energy クビ
7 トゥーピー Toupie 3
8 フラインググリッター Flying Glitter 14
出走取消 ハリウッドストーリー Hollywood Story


19:41 | 海外競馬関連 | comments (0) | trackbacks (1) | page top↑

速報 ダンスインザムード快挙!

dance_in_the_mood-cashcallM2006-03.jpg
CachCall Mile(G3) 2006
The Winner is Dance in the Mood !
Photo by : Hollywood Park com


- Hollywood Park.com 記事より -
ダンスインザムードは、ビクター・エスピノーザ騎乗で、
土曜日(日本時間日曜早朝)に行われたCashCallマイル(GIII)のチャンピオンに輝いた。
サンデーサイレンスの日本産牝馬は、2004年アメリカンオークス2着馬だった。
しかし彼女は、このレース1:33.33のタイムで、ハリウッドパーク・レークサイド芝コースのマイルレースで、他の8頭( うち一頭は除外 )のライバルたちを鮮やかに退けた。



-NTRA.com 記事より-
Two years later than expected, Dance in the Mood, the Japanese star, became a major stakes winner at Hollywood Park on Saturday.

”ジャパニーズ・スター”、ダンスインザムード(ですって!)が、
2年前の雪辱を果たし、土曜日に行われたハリウッドパーク重賞レースで優勝した。
2着のSweet Talker に1馬身 3/4 差をつけての、鮮やかな差し切り勝ちを収めた。

"She was nice and relaxed" in the first part, Espinoza said. "She was waiting for me to move my hands a little bit. When I did, she took off so fast. The next thing I knew, I was almost in front."
Espinoza said that Dance in the Mood took a breather late.

今回初騎乗のエスピノーザ騎手は、
「 レース前半、彼女はとてもリラックスして、私のゴーサインに鋭く反応し、脚を伸ばしてくれました。 後は、とても楽な手ごたえでゴールしてくれました。」
と、レース後に語っている。



cashcall_logo.jpg

アメリカ:ハリウッドパーク競馬場で行われた
キャッシュコールマイル(G3)に出走していたダンスインザムード。
みごと優勝です。
レース映像を観てみると、スゴイですね。
あのディープインパクト並に、後方待機で3.4コーナー中間から
スゥ~~っと脚を伸ばして、次々と他馬を抜いてゆくさまは、
鳥肌モノです。
いつにも増して、黄色と黒のストライプの勝負服が印象的でした。

かっこい~~! ダンスインザムード。
おめでとうございます。

これで、明日のアメリカンオークス、アサヒライジングにも頑張ってもらいたいですね。

レース映像はこちらから

´Congrats K. Fujisawa, V. Espinoza & Dance In The Mood
 -- CashCall Mile Champs! ´


CashCall Mile Results

9 Dance in the Mood
5 Sweet Talker
7 Luas Line

dance_in_the_mood-cashcallM2006-02.jpg


07:44 | 海外競馬関連 | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑